息子がプラモデル付の食玩を持ってきて、
「パパ組み立てて!」と言ってきた。
じーじ、ばーばとスーパーマーケットに買い物に行った際、買ってもらったようで、
笑顔で迫ってくる。
よーし分かった!
組み立てよう!と言いたい所だが、悩ましいのは、道具。
食玩のプラモデルとはいえ、ここ最近のものは、結構細かい。
ハサミやカッターで太刀打ち出来るものではない。
ニッパーが必要だ。
電工ニッパーなら持っているので、それを使おうとしたが、ダメだった。
電工ニッパーは、配線を切る事を目的としている為、刃先がフラットじゃない。
フラットでないと、カッターか、やすりで加工しなければならない。
やむを得ず、電工ニッパーをあきらめ、
カッターを使うことにした。
ランナーから切り離すことに、悪戦苦闘していると
息子は、「まだ?」と言い、
妻は横で、「遅いね」と言ってくる。
なんとか組み立て終わっても、
あまりに時間がかかったせいで、微妙な雰囲気。
パパの下部は、下落の一途。。。
道具が悪い!!!
プラモデル用のニッパーが手元に無いんだから、
時間が掛かっても、しょうがないだろ!!!
と言いたい気持ちを抑え。
時間掛かっちゃったね(汗)と笑ってごまかすのが精一杯だった。
もし、道具のせいにしていたら、
妻から、
「また、そうやって言い訳する。」
「あんたは、いつも言い訳ばかりじゃない!!!」
と言われるのが落ちだ。トホホ。。。
数日後、息子が、又、プラモデル付の食玩を持って来て、
「パパ作って!」と言ってきた。
以前の記憶がよみがえり、
私の思いとしては、作りたくない。。。
どう、作らずに逃げるかを考えてみた。
妻に、「作ってみたら」と言った所、
妻:「私は作らないよ」
(妻は、口は出すけれど、手を出すタイプでは無い)
ヘロヘロ:「でも、手先得意じゃない?」
妻:「(否定もせず)そうだけれど、いいよ、あんたが作れば」
ヘロヘロ:「オレ作ると、時間掛かるから・・・」
妻:「いんじゃない、時間掛かっても」
妻と話しても、いつも私が負けることになっている。
(いや、私が負けるように、話しているのかも知れない)
そんな訳で、
退路を断たれた。。。
こうなったら、息子を説得。
ヘロヘロ:「パパ、作るのに時間がかかるけれど、良い?」
息子:「いいよ、待ってる」
そんな訳で、再びカッターを使い、悪戦苦闘しながら作った。
おい、待てよ。
一度あることは、二度ある。二度あることは三度ある。
又、プラモデルを作ることになったら。。。
と思って、プラモデル用のニッパーをネットで探してみた。
Amazonで、”プラモデル用” ”ニッパー”のキーワードでいざ探してみると
高い!!!
おいおい、四千円台ってなんだ?!
評価はすごいけれど、そんなに高級品はいらない。
評価が良くて、値段がもっと安い物では、
タミヤのニッパーが二千円程度であったのだが、
私にとって、二千円は十分高級品。
安い物もあるのだが、評価が両極端で、悩む。。。
ネットをあきらめ、リアル店舗で探すことにした。
百均(ダイソー)で探してみるも、私が行った店舗がたまたまだったのかも知れないが、
電工ニッパーはあるのだが、プラモデル用のニッパーは無い。
次に行ったホームセンターでは、
プラモデル用というか、プラスチック用のニッパーはあるのだが、
金額はほとんど三千円台。
しょうが無く二千円台のニッパーを買おうとAmazonでポチッとしようとした所、
もしや、楽天は?と思い
”プラモデル用” ”ニッパー”のキーワードで検索してみた。
その名も”普通のニッパー 改”
オレが求めていたのは、こういうの!
高級品で無くていいから、普通に切れればいい。
そう思って、ポチッと購入。
数日後、商品が届いた。
送り主は、ゴッドハンド。
上述した約四千円する高級ニッパーを作っている会社と同じ。
所在地は、新潟県三条市
金物加工で有名な土地柄。
送り主が、”ゴッドハンド”と大きく書いてあって、家族からは、
大人のおもちゃでも買ったのか白い目で見られていたが、
プラモデル用のニッパーであることを説明し、事なきを得た。
届いたものを見てみると、
刃先にカバーが付いていて、親切な第一印象。
刃先には、JAPANの刻印有。
ニッパーには、ラッチがあって、
それを外すと、全開まで大きく開くことも可能で、便利。
実際使ってみても、切れ味も、問題無し。
さすがは、
MADE IN JAPANだ。
もう、これで、プラモデル付の食玩が来ても恐くない。
さあ、息子よ。
プラモデルを持ってこい。
おっと、ここで疑問が。
普段、妻と義母(妻の母)から、子どもをモノで釣るなと言われており、
私が、お菓子やおもちゃを息子に与えると、すごい勢いで私が怒られる。
私が、以前、息子にミニカーを買って帰ったら、
妻と義母に、
「子どもをモノで釣るなんてサイテー!!!」
とケチョンケチョンにけなされた。
逆に、じーじ(義父)、ばーば(義母)が食玩を息子に買い与えても何もおとがめが無い。
こういうのって言行不一致だと思うのは、私だけだろうか。
いや、そんな事、考え無いことにする。
妻の実家に暮らしていると、理不尽な事が色々あって、
社会で苦労して学ぶ事も、この家族では、当たり前のように学べる。
なんてありがたい家族なんだ。
(と思う事にする)
”普通のニッパー改”
送料は、ネコポスを選択すれば¥200 (2016/09/25現在)
オススメです。