大分日が経ってしまったが、先日(7/15(日))に佐々木正悟氏主催のタスクセラピーに行ってきた。
終わらない仕事を抱えて、日々、悶々としている私にとって、
救いになるかもしれないそう思って行ってきた。
結果、救われました。
今、回復中。。。
過去の私は、
過重労働が嫌で転職を2度した。
転職をすれば、全てHappyだと思っていたが、
そうはいかない。
なぜなら、転職者を募集している会社は人が足りないから、募集するのであって、
人が足りているならば、定期的な新人採用で事が足りるはず。
その事に気づいたのは、今の会社に転職をしてから。
忙しいのは、他者のせい。
独身だった頃は、嫌だったら、又、転職をすればいい。
そう思っていた私であったが、
結婚して状況が一変。小遣い制の導入はもちろん、自由が無い。
転職したいなと言うと、妻から怒られる始末。
私に残された道は、いかにして、
自分を変えるか。
さて、セミナーでは、
1.タスクの追加に判断基準
ウィッシュとタスクを区別。
2.成長
使用者の成長を促す機能を!
効率の良い順番が大切。
3.リスト+ログ
うまくいくタスクリストを再利用しよう!
これが、はじめと終わりで説明をされた。
あるべき論は、どこでも聞くことは出来るが、
これを、実践できている人からの聞く事により、
俺も!という気になった。
実際の佐々木さんは、背筋ピーン。
本の著者紹介の欄は、写真では無くイラストなので、どんな方なのか、
と思っていたが、背筋ピーンな方であり、キッチリしてそうな方との印象を受けた。
それでいて、セミナーでは笑いもあり、堅苦しくなかった。
コーチの方々も前向きな方々ばかりで、
こうすれば出来るとの建設的な励ましを頂いた。
"ウィッシュとタスクを区別"
これを、10年前の私が知っていたら、違った人生を歩んでいたと思う。
若かりし頃の私は、寝なければ時間がある。食べなければその分時間が出来る。
そう思って仕事にあけくれていた。
今思えば、バカみたいな話だが、栄養失調で倒れた事がある。
その後、食べなければ、死んでしまうという事を学習してから、
激太り。。。
今度は、食べればどうにかなると、仕事を続け、今度は、帯状発疹を発病。
お医者さんから、薬を飲んで休めばどうにかなると言われ、
2,3日間定時で帰る様にした所復活。
定時で帰る日が何日かあれば、どうにかなると、ムリを続け、
今度は、目の裏に膿みが出来て、目に負担をかける事はいけないという事を学習。
あの頃の私は、やらならければならない事はなんとしてでも、やらなければならない。そう思っていた。
徹夜すればどうにかなるって思っていた。
当時の私は、建設現場での現場代理人。
現場代理人とは、会社から、権限委譲された現場での最高責任者。
請負者の代理人として請負契約履行のため 現場に常駐して、工事現場一切の事項を処理しその責めを負う。
言ってみれば、雇われ店長の建設現場版といったところであろうか。
20代の若者に、受注金額が億単位の現場の代理人を任せる会社もどうかと思うが、
お前ならば出来るとおだてられ、現場にどっぷり浸かっていった。
当時の残業時間は、月200時間超。
一番働いていた時は、朝の7時に朝礼、20時に毎日打ち合わせがあり、
22時頃に、図面が回ってきて、それを朝までに修正。
寝るのは、朝の3時か4時。
現場事務所に寝袋を用意し、寝泊まりし、
休みは年に3日という生活を送っていた。
今となっては悔やまれる。
ウィッシュとタスクの違いが分かっていれば、こういった事はなかったであろう。