「地獄への道は善意で敷き詰められている」
それを言ったレーニンがロシアを「地獄への道」に導いた事を引き合いに、臆病なくらいに深謀遠慮に徹すべしと説く。
読んでも金持ちになれる気はしないが、
こういう考えもあるんだとの気付きにはなった。
金持ちサラリーマンになる為の3つのステップ
STEP1:遅くとも7時には会社をあとにする
7時には会社を出る人材を目指せというのは、「ダラダラと会社に居残るな」ということである。
残業をしても「能力がないからいつまでも居残っているのだ」と周囲は冷たく見るようになっている。
「和をもって貴しとする」は出来ない人の言い訳だ!
「必要悪(necessary evil)」だけが生き残れる。
STEP2:自分の値段を知る
「最終処分価格」、「割引現在価値」、「収益還元法」、「解散価値」で考える。
最終価格は1/20。
他人の評価は「自分が思っている10分の1」
売れなければタダと同じ「処分価格」が「本当の値段」
STEP3:数字でものごとを考える
「駅まであとどのくらい?」に数字で答えられるようになる。
会社の数字に敏感でなければ生き残れない。
世界中の全ての人を納得させるのは数字だ。
■お金を生み出せるサラリーマンの条件
1.あなたは、どういうサービスが提供できますか?
2.あなたが提供できるサービスは、一単位いくらで売れますか?
3.あなたは、そのサービスを年間何単位売れますか?
4.あなたは、そのサービスを買うお客さんを持っていますか?
5.あなたは、そのサービスを通して提供できるだけの体力と健康がありますか?
(by 木村 剛著 『破綻する円 勝者のキーワード』
の質問を答えられるようにしておく。
■人間は「いいもの」よりも「必要なもの」にお金を多く出す。
多くの手間をかけるから、高い値段がつくのではなく、人々に必要とされるものだから高い値段がつくのである。
(ガソリンとミネラルウォーターとでは、ガソリンの方が手間がかかっているが、ミネラルウォーターの方が値段が高いことがある)
教訓:性悪説の方が、怪我が少ない。