私は、価格交渉権が無い。なぜならば、そういうルールがあるから。
設備担当者である私は、業者と価格交渉が出来ない。
私の希望は、早く、発注されること。
金額については、安いに越したことは無いが、良く既存を知っている業者、場内のルールをしっている業者に発注されると楽なので、そういった所に、早く発注される事が希望。
前施工業者が、どうしようも無い所だったりすると、新規参入業者の方がいいとなったりする事もあるが、
希望としては、私が望む業者へ早く発注されること。
発注が遅れると、着工が遅れるばかりか、完成予定日も遅れる。
遅れて喜ぶ人は誰もいない。
発注を早くする方法としては、
価格の妥当性を施主側の担当者が認識しており、それをもとに、交渉を進める事。
しかし。。。そんな事は少なく、いいから下げろ、もっと、もっととなりがちなので、
施工者の立場だと仮定すると、価格の妥当性を施工者が示した方が早く落ち着く。
施主側の価格交渉担当者は、価格交渉のプロではあるかも知れないが、適正金額を知って交渉している場合は少ない。
施工者から提示された見積をもとに、上司へ説明をし、そして決済を受ける。
その際、価格の妥当性の説明を上司から求められるが、うまく説明が出来ないと、もっと価格交渉をしろと言われ、さらに時間がかかってしまう。
そこで、施工者側からの説明資料があると、それをもとに、上司からの指摘をかわす事が出来る。
要は、担当者のその先の仕事をする事で、先へ進む。。。
本当は、お互い、適正価格について、理解できていれば、いいのだけれど、それは難しいな。。。
教訓:
・発注が遅れる事は施主、施工者両者にとってマイナス。
・もっともっとと値切られる時は、単に言われるがままで、価格を下げるのでは無く、価格の妥当性を説明した方が、お互いハッピー。