常に、朝礼に出るという訳では無いが、既存設備との切替がある様な時は参加するようにしている。
目的は、うまく切替が出来る様に最後のお願いを末端の職人さんまでする事もそうだが、
本音は、自分自身、安心したい為。
あとは、ヨロシク!としたいところだが、
なかなか、安心できる工事って無い。。。
手順書がしっかりとしていれば、いいのだが、
ツッコミどころが満載な場合が多い。
かといって、手順書作成の段階で、あれこれ指摘をしても、実際の作業段取りの邪魔をしてしまうのも考えもの。
手順書の作成に時間がかかりすぎ、切替当日までの準備が出来なかったというのでは本末転倒だ。
なので、ここ最近は、一度だけのスポットで切替をする様な業者とは、
ある程度複雑な作業については、過去の事例をこちらから示す事もするが、
作業内容、手順のイメージが出来るまで、打ち合わせをし、
手順書のレベルはそれほど問わず、当日重視。
数ヶ月続くような工事での切替については、
初回では、まず、取引先にある程度、お任せし、手順書を作成してもらう。
それで、お互い納得できれば、当日の対応となるが、
納得出来ない場合は、こちらが、求めているのは、こうですと、
過去の事例をこちらから示して、お願いをする場合もある。
(前職に、私が作成した手順書を示すこともある。。。)
うるさい客だなと思われても、
失敗し、その後、報告書、顛末書、始末書を書くよりいいでしょ?と思っている。
朝礼に出て伝える事は、
安全に作業をお願いしますと言った所で、聞き慣れていると思うので、
当日やる作業と類似作業での、過去の失敗事例について、話すようにしている。
あとは、作業中、ムリしないようにと、あえて、お願いをする様にしている。
特に、蒸気配管の切替作業の様な場合、疲れている、暑いのに無理して作業を継続する事により、ミスしてしまう方が危険。(立ち会って、危険だなと感じたら、あえて、作業に時間がかかっても、監督さんに作業を中断し、休憩するようにお願いをした事もある)
教訓
工事はスポーツと違い、成功する事をイメージした方が、うまくいくというものではないく、
むしろ、過去の失敗を教訓に、失敗をしないように、いかに考え作業をする方がうまくいく。