今日の昼頃、会社の後輩から、
作成した資料について上司からケチョンケチョンにけなされたのだが、どうすればいいか相談に乗って欲しいと言われた。
後輩に伝えた事
・上司がけなしたのは資料であって、君じゃ無い。
後輩に確認をした事
・どうして、そんなにけなされたのか?
・自分が考える出来としては何点なのか?
・どこをどう直せばいいのかを確認したか?
後輩からの答え
・どうして、そんなにけなされたのか?
→分かりません。
・自分が考える出来としては何点なのか?
→特に、問題無いと思って提出した。
(つまりは、100点て事か。。。)
・どこをどう直せばいいのかを確認したか?
→確認してません。
との事。
後輩が作った資料を見てみると、
確かに、上司の気持ちも分かる。
取引先へ提出をする資料なのだが、
何をどうして欲しいのかが、あいまいで伝わってこない。
途中、口語体の文章や、疑問文、さらには、”?”なんてものも書かれている。
おいおい。。。
私:この資料、取引先にお願いしたい事をまとめたんだよね。
後輩:はい!
私:何をお願いしたいのか、書かれている?
後輩:ですから、ここに、○○という可能性があるという事を書きました。
私:ん。。。可能性があるというだけで、動いてくれるかな?
後輩:???
私:取引先の○○社は手ごわいよ。可能性があるというだけでは動いてくれないよ。
もっというと、こっちの事、きっと客だと思ってないよ。
後輩:(ポカーンとしている)
私:施主だからといって、すぐに動いてくれるなんて、時代じゃないよ。
特に、うちなんか、相見積もとるし、決まった取引先と仕事をしている訳じゃ無いし。
なので、資料も、どうやったら動いてもらえるかを考えて作った方がいいと思うよ。
後輩:。。。
私:具体的な話を聞きたいの?
後輩:はい。。。
私:まず、冒頭のここの部分を、一文で完結にした方が良いな。
後輩:(微妙な顔)
私:もっと具体的な事を求めてる?
タイトルを”○○の改善”として、完結にすればいいと思うよ。
あとは。。。
あ、やばい、時間が無い。そろそろ,別な打ち合わせに行かないと。
後輩:急ぎで直す必要があるので、
(と食い下がる後輩)
私:データ、メールで送っておいて、あとは修正しておくよ。
(説明するのが面倒になった。自分で直した方が早いと思った)
数時間後。
後輩は帰宅した。
そして、上司から、資料どうなった?と聞かれ、
後輩帰りましたよと伝えると、
今日中に作成しなければいけない資料だと分かった。
後輩から、送ってもらった資料を修正し、いざ、上司へ説明をしようとすると、
上司:そんなに時間かけなくてもいいのに、最後の所以外は、なおせる所、なおしておいたぞ。
私:え?
上司:俺が送ったメール見た?
(上司のメールを確認すると、かなり上司が修正してくれていた事が分かる。私が修正すべきは、末尾の資料のみ)
私:今、見ました。
私がかけた時間が、ムダだと気づきました。
もっと早く気づけば良かった。。。
その後、上司が修正した資料をもとに、修正し、関係者へ連絡。
今日の教訓
・人のサポートをする時も期限の確認が必要。
・資料の修正をする前に、最新版かどうかの確認が必要。