5時からサラリーマン(男)の生態

ジャンルはテキトウ、内容もテキトウ。思いついたまま書いています。

姫始め(秘め初め)体験記(移動編)

今年の話では無いのですが、過去の私(ヘロヘロ、ボロボロ時代)の体験記です。

(下ネタ、性風俗ネタが嫌いな人は、読まない事をオススメします)

 

年始早々、お客が来るというのは、どのお店もうれしいこと。

飲食店を営んでいる友人から聞いたのだが、今日はお客さんが来てくれるか?と毎日不安だそうだ。

水商売(料理屋・待合・酒場・バーなど客に遊興させるのを目的とし、客の人気によって収入が動く、盛衰の激しい商売)をやっている人にとっては、お店を開けて、すぐに来てくれるお客さんには、感謝一杯だそうな。

 

新年早々のお客さんであれば、さらに、その気持ちも強くなろう事だろう。

 

(逆に、閉店間際に来るお客さんに対しては、良い印象を持っていないとのこと)

 

 

それなりのお店の人気の姫の姫始めをGetするには、

年始ではなく、年末からの予約が必要なのだが、

当時の私は、年末、大晦日まで仕事で頭がイッパイイッパイであった為、

年末に予約をするなんて事まで頭が回っていなかった。

 

しかしながら、こういった事には運が強いのか、

朝、仕事に行こうとし、通勤経路を歩きながら、お店に予約をした所、

”朝一番なら空いています”と言われ、

渋々、会社に行くのを辞めて、お店に行く事にした。

 

そのまで時は、姫はじめなんて事は、何も考えていなかった。

 

仕事はある意味、現場代理人という、

現場での会社の代表というなんというか、お雇い店長の様な立場であり、

正月の三が日は、私以外の誰も来ない予定だったので、スケジュールの都合は自分次第であった。

いつもは、常駐している現場と家との往復のみで、

会社に行くのは、部署の月例会議と協力会社等へのお金の処理(伝票処理)ぐらいだったのだが、

・常駐現場ではなく、会社でやった方が効率がいい仕事

・会社で無ければ出来ない仕事

 が貯まっており、正月に会社で仕事をしようとしていた。

 年始早々、朝一番に会社で仕事をするなんて、俺ってカッコいいな!と思い、

仕事帰りに、吉原に寄ろうと考えていた。

 

 

今は、駅前も整備されだいぶ変わったと思うが、

当時、吉原に行くには、JRだと鶯谷か、日暮里から行く形になっていた。

私は、日暮里に夕方行くのが好きだった。

(日が暮れる里と書いて、日暮里。そのまんまじゃないか!)

 

日暮里から、お店までは、予約をしておけばお店の車が迎えに来てくれる。

(地下鉄田原町とかから、吉原まで歩いてもいいのだが、

当時は、Google マップも無く、時間が読めなかったのと、客引きにつかまるのが嫌だったので私は、お店の車に頼っていた)

 

車のナンバーは1919だとか、6969だとか、8888とか、分かりやすいもので、

高級店だと車種は、クラウン、セルシオ、ベンツてな所。

 

お店の車の待ち合わせは、駅前の吉野屋付近。

(お店のボーイさん曰く、当時、車を停めやすかった場所らしい)

 

お目当てのお店の車のナンバーを見つけ、その車に乗り込み、一路お店へ。

 

(お店の車が来ても、待ち合わせのお客さんが誰も乗らないようであれば、

予約をした時に、名乗った名前で、車からボーイさんが降りて大きな声で呼ばれます。

齋藤さん!、田中さん!、佐藤さん!てな感じです)

 

 

車に乗るときは、ボーイさんがドアを開閉してくれる。

タクシーの様に自動では無く、ボーイさんがわざわざ降りて開閉するのだ。

 

車に乗って、差し出されたのはおしぼり。

 

車の中には、ガムが常備されていて好きなガムを食べることが出来る。

 

ボーイさんと、どの姫が人気ですか?

性格が悪いのはどの姫ですか?

ボーイさんから見て、どんなお客さんが嫌ですか?

なんて会話をし、移動時間を過ごす。

無言で過ごすのもありだが、折角遊びに来たんだから、と開き直る自分がいた。

 

 

会話だけで、この移動時間を過ごすのも悪くは無いが、

遊び人としてやっておかなければならないのは、

 

ズバリ、

お店の女の子の写真、

プロフィールチェック!

お店の車の中に写真、プロフィールが書かれた冊子がある場合は、

見せてもらうといい。

お店に入ってから、待合室で見てもいいのだが、

待合室にカメラがあるお店もあり、それを姫が見ている場合がある。

 

 

つまりは、指名をしてきながら、

別な姫の写真とプロフィールを見て、

鼻の下を伸ばし、ニヤニヤしている所を、予約をした姫に見られてしまう。

そうすると、接客にも影響が出る可能性がある。

お金を払っているから、俺は偉いのだなんていうのは、表面上では言えても、

実際には違う。。。

(姫が焼き餅をプラスのエネルギーに転換するのならばいいが、そうでは無い場合が多い)

 

※待合室に、カメラがある理由は、

姫から聞いた話だが、

・防犯対策

・姫が客を選ぶ

 このお客さんはNoですと言える為との事らしい。

 

客を選ぶなんて偉そうにと思われるかも知れないが、

姫にとって、客を選ぶ権利は、死活問題。

とっても大切なものらしい。

 

もし、親戚や、勤めている会社の人等知っている人が、姫を訪ねて来た時、

姫がNo!と言う事で会わずに済む。

 

写真だけであれば、似ていますね!で済ませるが、

会ったらおしまい。

 

最後の最後で、会わないという事が出来るのは非常にありがたいらしい。

 

 

教訓

・年始からと思ったら、年末から予約、準備が必要

・移動時間にする事は、移動中でしか出来ない事、移動先でするとまずい事をすべし。

 

 待合室編はこちら