『人は見た目が9割』の著者 竹内一郎 氏の本。
副題として”思わずイラッとするヤツの上手なかわし方”とある。
深い関係でも無いのに、
有名人、著名人と知り合いだという事を自慢する人に対しては、
”「それほど親しいなら、今度、宴会に招待したいから、声をかけてくれ」”
とお願いしてみるといったようなテクニック?!が書かれている。
仕事の進捗を問われ、「大丈夫」と言ってしまう人
”鵜呑みにするな!”
「大丈夫」と言ってしまう人の大半は、事実に目をむけていないか、「ダメです」と言えないタイプの人だ。
そういう人が「大丈夫」と言ったときは、「ホントに大丈夫?」とダメ出しをしよう!
事実の裏付けがないまま「大丈夫」と言っている人には、具体的な状況や数字などを出すべき。
「ダメです」と言えない人は、こちらが再度確認をすると、「いやぁ、実は・・・」といった具合に状況を話し出すこともある。
他社への文句、批判、対策の他、自制として、
”仕事や会社は”面倒くさい”ものと割り切る事も必要。
課長を飛ばして部長に報告するような飛ばしはするな。
面倒でも”根回し”をしよう。飛ばした相手がヘソを曲げないように。
相手を立てて、相手に花を持たせる事も必要(これが世渡りってやつ)。
最短距離で結果を得たいなら、”頭越し”をして不要な軋轢を生むよりも、その人を説得してコトを進めたほうが効率的・合理的なはず。
末尾には、著者のストレス解消法としての”引きこもり”が書かれている。
1ヶ月に1日か、2日、子どもに「お父さんは、今日、引きこもりに入るから」と宣言をし、
できるだけ体を動かさずに、仕事のことは何も考えない。
体とアタマをいっさい使わない一日を過ごす。
自分の好きな映画をDVDで観て、自分の好きな音楽だけを聴く。
こんなわがまま出来たらうらやましいな。。。
教訓
・「大丈夫」と言われても鵜呑みにしない。
・仕事や会社は面倒くさいものと割り切る。
・根回しも必要と諦める。