公立普通高校→理系国公立大学→東証一部上場企業→中小企業(社員約10人)→売上高1兆円企業の子会社
というのが、私のおおまかな経歴。
私が通っていた普通高校の進学率は約99%。
ほとんど進学。
生徒総会や、全校集会では、おしゃべりはほとんど無くシーンとしていた。
じゃあ、マジメに話を聞いているのかというと、参考書や単語帳をもって、皆、それに夢中になっていた。
いい大学に行けば、輝かしい人生を送る事が出来る。
そう信じていた。
テニスサークルにでも入って、楽しいキャンパスライフを送る事が出来ると思っていた。
ところが、現実は違っていた。
理系の単科大学、特に工学系は、女子が少ない。
私がいた大学では、女性比率5%程度。
さらに、誤解を恐れずに言うならば、その5%の女性は、生物学的に女性だというだけで
年頃の男子大学生が妄想するようなフェミニンな”女性”の比率は限りなくゼロ。
(フェミニンな人もまれですが、いるのはいます。。。)
”カワイイ”女性がほとんどいない。
しまいには、食堂のおばちゃんが、かわいいなと思えてくる状況。
何をするにも男だらけ、飲み会も男だらけ。
吐くまで飲まされ、こんなのおかしい、こんなはずじゃなかった。
そう思っていた。
理系の単科大学に入った事を猛烈に後悔していた。
(まぁ、センター試験の結果が良くなかったので、総合大学を受けてもダメだったのだろうが。。。)
学業の方はどうかというと、
実験、実習が毎週あって、そのレポートを翌週までに出さないといけない。
1つだけならば良いのだが、週に3,4ぐらい、レポートが必要な科目があり、遊ぶ暇は無かった。
機械製図では、一生懸命手書きで書いた図面を、教授から赤のサインペンで、
”×”と書かれ、翌日までに再提出と言われ、
大学の製図室で徹夜で、ゼロから書き直しをしたりしていた。
3,4年ともなると研究室に所属し、
終夜データをとらなければならないものがあったり、発表会間際のデータ整理等の為、
大学に寝袋を持って寝泊まりをする事もしばしばあった。
かといって、お金は欲しいので、比較的時間的に融通の利くバイトをしていた。
いろんなバイトをしたが、特に長くやっていたのは、塾講師と、引越屋。
バイトがある平日は、
大学の講義が終わるとすぐに、塾に行き、
塾での授業が終わると、掃除や次回の授業の準備等をし、塾から出るのは、23時過ぎ。
家に着くのは、24時ぐらい。
休日は、引越屋のバイト。
バイト先と家が近かった事もあり、出勤時間の早い引越にあてられる事が多く
朝4時とか、5時台に出勤する事がしばしばあった。
引越は他のバイトと比較し、シフトを融通して組む事が出来たので、
時間的にも内容的にもハードだったのだが、卒業するまで続けていた。
そんな生活をしていたので、社会人になっても、
”ブラック”の意味が分からなかったのかも知れない。
プロジェクトXに出てくる人たちの働き方を今の法に照らし合わせたら、
明らかに違反だろう。
土日も休まず、
会社で寝泊まりしながら、
家族を置き去りにし、没頭して試行錯誤する人たち。
プライベートな時間の概念。
目的が果たせないならば、寝なければいい。
家に帰らなければいい。
プライベート?! 結果をだす前に、甘ったれた事をいうんじゃない。
という感じだ。
公立普通高校→文系私立単科大学→地方公務員という経歴の妻とは、
仕事の話もそうだが、
学生時代の話をしても全然かみ合わない。
教訓
・時間は有限だということを今一度認識する
・プライベートな時間をどうやって確保するかを考える
・学生時代よりはましかな?と考えるようになったら、自分の尺度をもう一度リセットする
ここ最近、自虐エロねたが多かったのですが、
タイトルに忠実に戻りヘロヘロ状態から脱却をすることに主眼を置いて、
これからはブログを書いてみようと思います。