前回、ネットのバナー広告につられ、うっかり入力してしまい電話がかかってくる事を書いた。
婚活での反省:結婚相談所入会(ネット・電話) - 5時からサラリーマンの生態
今回は、実際に営業所に行くまでの話。
(多少デフォルメしていますが、本当の話です)
電話での猛烈な勧誘に合い、
日曜の夜に結婚相談所に行く約束をさせられたが、仕事で疲れげんなりしていていた。
30分前にでも、「行けなくなった」とドタキャンすればいいと思っていた。
その日は、いつものように、土日も休まず仕事をしていた。
やっていたのは、金曜日の夕方に振られた月曜朝一までという無謀な仕事。
当時の私は、朝7時までに出勤、夜は終電まで。週に1,2回は徹夜という生活。
そのなかでも、今、考えると日曜日から月曜日にかけての徹夜が多かった気がする。
仕事が終わらない。
今日、徹夜かな、そう思っていると、15時頃電話がかかってきた。
相手(女性):「○○(結婚相談所)の(仮称)サトウですが、どうですか?今日、来られますか?」
ヘロヘロ:「月曜の朝一番までにやらなきゃいけない仕事が終わらなくて、行けそうにないです」
相手:「そうですか、大変ですね」
ヘロヘロ:「申し訳無いのですが、お断りさせて下さい」
相手:「ヘロヘロさん、昨日約束したじゃないですか?」
(かなり強い口調)
ヘロヘロ:「急な仕事が入ってしまったので。。。」
相手:「いつならこれます?」
ヘロヘロ:「分かりません。。。」
相手:「いい加減にしてくださいよ!、約束しておきながら来られない。そして、いつ来られるか分からないって」
「恋をしたくないのですか?結婚したくないのですか?」
ヘロヘロ:「したいのはしたいのですが、状況が状況なので。。。」
相手:「そうやって、いっつも逃げてきたんでしょ!」
ヘロヘロ:「仕事しなければならないので、電話切りますね」
ツーツーツ。。。
ふぅ、よく電話を切ったオレ。
その時は、やるな~オレと思っていた。
その後、18時頃に電話がかかってきた。
相手:「○○(結婚相談所)の(仮称)サトウですが、もう出られました?」
ヘロヘロ:「はぁ?」
相手:「約束したじゃないですか?」
ヘロヘロ:「何をですか?」
相手:「日曜の夕方に来て頂くって、約束したじゃ無いですか?忘れたのですか?」
ヘロヘロ:「忘れてはいませんが、仕事で行けません」
相手:「断れば、いいと思ってませんか?」
ヘロヘロ:「はぁ?」
相手:「待ってますからね」
ガチャ!
なんか、恐いなと思っても、会わなければ、恐くない。
行かなければいい。
そう思って、かかってきた電話番号を着信拒否にした。
その後30分後ぐらいに再び電話
見たこと無い電話番号だなと携帯をとると、
相手:「○○(結婚相談所)の(仮称)サトウですが」
ヘロヘロ:「・・・」
相手:「着信拒否するなんて、ひどいじゃないですか?」
ヘロヘロ:「・・・」
相手:「待ってますからね」
ヘロヘロ:「・・・」
相手:「どうしたんですか?」
ヘロヘロ:「しつこいですよね、もう勘弁して下さい」
相手:「ヘロヘロさんの人生がかかってるんです」
ヘロヘロ:「私の人生は私が決めます。あなたに決められる筋合いはありません」
(いや~、いい事を言った!オレとその時は思っていた)
相手:「ヘロヘロさんのキューピットになりたいんです」
ヘロヘロ:「そういうのいいです。もう疲れました。勘弁して下さい。」
相手:「今日、何時まででも待ってますから」
ヘロヘロ:「行きたくないです」
相手:「そうやって、ずっと今まで、逃げてきたんでしょ!」
「ダメです逃げてちゃ!」
「ヘロヘロさんにぴったりな人が待ってるんです。いるんです!」
「28歳の看護師の方を紹介したいんです!」
「一度、来てから判断して下さい!」
ヘロヘロ:「はぁ」
(私は、ナースさんが好きなので、その話を言われると弱い)
相手:「何時頃来られます?」
ヘロヘロ:「早くて、20時半かと。。。」
相手:「待ってますね」
電話が切れた後、時計を見ると、19時過ぎ。
かれこれ30分以上電話をしていた事になる。
この時間、他の事をしていたら。。。と思うと、悲しくなった。
その後も、電話が19時半頃にかかってきて、
相手:「○○(結婚相談所)の(仮称)サトウですが、もう出られました?」
ヘロヘロ:「まだです」
相手:「何時に出られます?」
ヘロヘロ:「20時過ぎぐらい」
相手:「20時半に間に合うのですか?」
ヘロヘロ:「あの~、私が言ったのは、”早くて20時半”という事で。。。」
相手:「20時半までしか待ちませんよ!」
ヘロヘロ:「・・・」
(何時まででも待つって言っていたじゃないか?と思いつつ)
相手:「今出なきゃ、間に合わないんじゃ無いですか?」
ヘロヘロ:「なぜ、間に合わないって決めつけるんですか?」
(なんか、バカにされている様な気がして、イライラしてきた)
相手:「そうやって、今まで、チャンスを見逃してきたんでしょ!」
ヘロヘロ:「うるせ~な!」
相手:「今、うるせ~!って言いました。そういうの止めて下さい。謝って下さい」
ヘロヘロ:「はいはい、ゴメンナサイ」
相手:「それは謝っているとは言いません」
ヘロヘロ:「申し訳ございませんでした」
相手:「実際に、来て、謝って下さい」
ヘロヘロ:「・・・」
相手:「20時半までに本当に来られるのですか?」
ヘロヘロ:「行けますよ」
(かなりイライラしていたしていたので、売り言葉、買い言葉状態。勢いで言ってしまった)
相手:「今、どこなんですか?」
ヘロヘロ:「丸の内」
相手:「丸の内?」
ヘロヘロ:「東京駅のあたりです」
相手:「本当に間に合うのですか?」
ヘロヘロ:「中央線で行けば間に合います」
相手:「お待ちしています。20時半までに本当に来て下さいね」
「営業時間過ぎているので、裏口から入って下さい。迷ったらこの電話に電話を下さい」
焚き付けられた感じで、相手の思うがままに、反応してしまった自分。
月曜朝一の仕事を残しつつ、片付けをし、新宿へ向かって走っている私がいた。
教訓
・どんな相手でも約束をすると、守らないと怒られる。
(たとえ、勧誘の電話でも、怒られる。。。)
・初めに断らないと、ずるずるといく、長引けば長引くほど相手の思うつぼ。