5時からサラリーマン(男)の生態

ジャンルはテキトウ、内容もテキトウ。思いついたまま書いています。

婚活での反省:独身証明

前回、結婚相談所のオーなんとかで、入会申込み書にサインをするまでを書いた。

婚活での反省:結婚相談所でサイン - 5時からサラリーマンの生態

 

今回は、その後、活動開始をするまでの書類(独身証明)準備の話。

 

入会金&2年間の活動費の約40万円を銀行振込し、一段落。

そう思っていた。

(当時、2005年頃は、一括での支払いのみしかなかったが、今は、月々のプランがあるようです)

 

お金を支払えば、あの執ような勧誘から逃れることが出来ると思っていた。

 

まるで、あなたには、呪いがかかっていると言われ、

高額な壺を買わされた感覚に近いモノがあるかも知れない。

 

 

その後、約一週間後に、オーなんとかの(仮称)サトウさん再び仕事中に電話があった。

(当時の私は、土日も休まず毎日のように働いていた)

 

サトウさん:「(結婚相談所の)サトウですが、手続き終わりました?」

 

ヘロヘロ:「入会金の振り込みは終わりました」

 

サトウさん:独身証明書は?」

 

ヘロヘロ:「これから取り寄せます」

 

サトウさん:「これからって、もう一週間以上経ってますよ!何やってるんですか!」

 (ちょっと強い口調)

 

ヘロヘロ:「仕事が忙しくて。。。」

 

サトウさん:「役所に電話をかけて、どうすればいいのか?確認をして取り寄せればいいだけですよ」

 

ヘロヘロ:「昼間は外せない打ち合わせが多いので、自由になる時間がありません」

 

サトウさん:「2,3分も自由になる時間は無いのですか?」

 

ヘロヘロ:「無いです」

 

サトウさん:「トイレには行くでしょう」

 

ヘロヘロ:「はい、行きます。生理現象は避けられません。」

 

サトウさん:「トイレに行けるんだったら、電話も出来るはず。」

 

ヘロヘロ:「電話が嫌いなのです」

 

サトウさん:「・・・」

 

ヘロヘロ:「役所に電話せず、取り寄せる方法はありませんか?なんで、電話しなければならないのですか?、御社なら取り寄せるためのマニュアルの様なものは無いのですか?」

 

サトウさん:「取得の手続き方法は各自治体によって異なる為、事前に確認が必要なのです。自治体のHPに載っていれば良いのですが、独身証明書の手続きまで載っている所はほとんどありません。」

 

 (ちょっと焚き付けるような感じで)

 「そんなに、電話が嫌なら、私が電話しましょうか?ヘロヘロさんの本籍は、○○県の○○市ですよね。」

 

 

ヘロヘロ:「分かりました。私が電話します。」

 (焚き付けrればコイツ動くぞって思われているとサトウさんには私の性格を見透かされている感じがした)

 

その後、○○市の役所に電話をし、結婚相談所へ提出するための独身証明の取り寄せ方法について確認している自分がいた。

 

役所の戸籍担当係の担当者は、親切に、独身証明書

「郵送」で発行申請を行うことが可能だと現地の強烈な方言をまじえ教えてくれた。

 

必要書類として、以下の書類を役所の戸籍担当係宛に郵送すれば良いとのこと。

 

・申請書一通:フリーフォーマットで独身証明が必要な理由を書く。

 私の場合は、自分の住所、氏名を記入し、申請理由としてストレートに「結婚相談所のオーなんとかから提出を求められた為」と便せんに書いた。

・返信用封筒(返送先の住所を記載し切手を貼付)

定額小為替(発行手数料 確か数百円だった)

・身分証明書のコピー(運転免許証・パスポート等)

 

 

 

書類を準備し、最後に定額小為替を郵便局で入手し、そのまま郵便局で発送。

 

独身証明は約一週間後に届いた。

 

書類は手書きですごいレトロなものだった。

(今、思えば、記念に写真を撮っておくか、スキャンしておけば良かったと思う)

 

見ていて、なんだか、涙が出てきた。

 

自分がどうやって生を受けたかの歴史がその紙には手書きで、

宮沢賢治雨ニモ負ケズの様な文体で書かれており、

なんともいえない気持ちになった。

 

ふと、なんで、こんなことしているんだ?と我に返り、

なんだか悲しい気持ちになった。

 

泣きたくなる気持ちを抑え、

独身証明をそのまま結婚相談所の指定の宛先に送った。

 

 

手続き完了!

 

そう思って、しばらくしていたら、サトウさんから再び連絡があった。

 

 

教訓:

・忙しいと言いつつもトイレに行く時間はある。

 ちょっとした用事であれば、どんなに忙しくても出来るはず。