前回、結婚相談所のオーなんとかに入会し、プロフィール写真の撮り直しの連絡を受けるまでのことを書いた。
婚活での反省:プロフィール写真 - 5時からサラリーマンの生態
すぐに活動開始!となればいいのだが、今回も活動準備の話。
プロフィール写真を撮り直す為、オシャレな格好をして、事務所に来るように言われていた。
サトウさん:「(結婚相談所の)サトウですが、今日、18時に来て頂けますよね」
ヘロヘロ:「行きますよ」
サトウさん:「プロフィール写真を撮り直すのでオシャレな格好で来て下さいね」
ヘロヘロ:「分かってます。スーツでもいんですよね?」
サトウさん:「OKです!」
ヘロヘロ:「今、仕事中なので電話切りますよ」
ガチャ。
その日は土曜日。
就活の時の会社説明会では、週休二日といっていた会社に入社したはずなのに、
なんで、俺は、休まず土日も働いているんだ?と思いつつ仕事をしていた。
当時(2005年頃)、
結婚相談所のオーなんとかの新宿の事務所は、高層ビル群の中にあり、
休日の夕方に歩いていると無性に寂しい気持ちになる。
休日は、人がまばらで、
ましてや駅から都庁方面、高層ビル群へ歩いている人はほとんどいない。
動く歩道も止まっていた。
オー何とかの事務所に着き、受付でサトウさんを呼ぶと、
「少しお待ち下さい」と受付嬢に待っているように言われた。
待つこと30分。
待つことに我慢が出来なくなったので、受付に、
「帰る」と伝えると、サトウさんがやってきた。
サトウさん:「お待たせして申し訳ございません」
ヘロヘロ:「18時に来てと言ったのは、サトウさんじゃ無いですか!」
サトウさん:「前のお客様との打ち合わせに、時間がかかってしまって」
ヘロヘロ:「だったら、連絡をくれてもいいじゃないですか?」
サトウさん:「お話をしているうちに、長くなってしまったので」
ヘロヘロ:「あなたの言い訳を聞きたいわけじゃ無い!」
サトウさん:「まだ、打ち合わせをしているので」
ヘロヘロ:「打ち合わせって、又、強引な勧誘だろ?」
サトウさん:「その言い方は、ヒドイじゃ無いですか?」
ヘロヘロ:「間違ってるか?あんたの強引な勧誘が無ければ、私はここにはいない」
このマズイ状況に気づいたのか、支店長が来て別室に案内された。
お茶を出され、まず、落ち着け的な感じで、席にに座らされた。
そして、サトウさんは、他のお客さんの元へ戻った。
さらに、待たされる事30分以上。
「いい加減にしろよ、こっちはヒマじゃ無いんだ、帰る!」
と言ったら、
サトウさんがやってきた。
サトウさん:「お待たせして申し訳ございません」
ヘロヘロ:「謝って済む問題か?」
サトウさん:「少しお待ち下さい、支店長に相談してきます」
ヘロヘロ:「・・・」
支店長:「この度は、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。」
「その代わりと言っては何ですが、イベントに使用可能なチケットをお受け取り下さい」
子ども銀行って書いてあるんじゃないか?と思われるような、チープな紙(チケット)を渡された。
ヘロヘロ:「別に、そういうのはいりません」
サトウさん:「どうしたら良いのですか?」
ヘロヘロ:「私はヒマじゃ無いんです。待たせないで下さい。待たせるならその旨、連絡を下さい」
サトウさん:「これからは、連絡をするように気をつけます」
ヘロヘロ:「みんな言うんだよ、”これからは”って、今日出来ない人が、”これから”どうやって出来るのか、説明してもらえますか?」
サトウさん:「支店長、ヘロヘロさんはいつもこうなのです」
ヘロヘロ:「いつもってまだ、二回しか会っていないじゃないですか?」
「あなたの”いつも”は二回でも”いつも”なんですか?」
サトウさん、支店長:「・・・」
ヘロヘロ:「こうやって、待っている時間が無駄なんだよ、早く写真撮り直すなら、取り直して下さい。私は、ヒマじゃ無いんだ!」
その後、サトウさんに写真を撮ってもらった。
サトウさんは首をかしげている。
サトウさん:「私の撮り方が悪いのか、支店長に撮ってもらいますね」
支店長(女性):「笑顔でお願いします。笑って下さい」
ヘロヘロ:「さんざん待たされて、この状況で、どうやったら笑えるんだ?」
支店長:「はい、いいですか?、はいチーズ!」
デジカメを見ながら、サトウさんと支店長は二人で首をかしげている。
なんだよ?とデジカメをのぞいてみると、
20代なのに、どう見ても20代には見えない、疲れ切った顔をしたヘロヘロが写っていた。
サトウさん:「前の、ジーンズの方の写真の方がいいですね」
ヘロヘロ:「・・・」
結局、その日撮影した写真は使われなかった。
あ、そうそう、前回言っていた会わせたい人とは、誰???
ヘロヘロ:「サトウさん、会わせたい人って誰なんですか?」
サトウさん:「新規ご入会の方に、ウェルカムパーティーを行っておりまして、そのご案内です」
ヘロヘロ:「28歳のナースさんは?」
「今日は、会えないのですか?」
(入会時に28歳のナースさんに会わせたいとサトウさんに言われていた)
サトウさん:「それは、データベース上の話であって。。。」
「ヘロヘロさんとマッチングした方の一例です」
なんだよ釣りだったのかよ!!!
騙された!と思っても、時、既に遅し。
教訓:
・夕方にプロフィール写真をとろうとしても疲れた顔になっているかも知れない。
撮るなら、昼間の方がよさそう。
・不機嫌な時に、写真を撮ると、自分でも嫌な顔になっている。
話は変わり、
自分自身のショートプレゼン。
良いのか悪いのか、文章を書くことは、それほど苦にはなりません。
朝、5時台に起きて、PCに向かい、キーボードを打つ。
これだけ見ると、朝活している仕事の出来るサラリーマン!なのだが、
ブログの内容は、アチャーというレベルの失敗談が多くを占める。
ダメリーマン。
朝からなんで、情けない話を書いているかというと、失敗体験はいろんな場で使えるから。
成功体験は、そのタイミングでしか使えないのですが、
失敗体験は、いろんなタイミングで使えます。
野球で、さよならホームランを打って、
ヒーローインタビューを受けてる選手のコメントを聞いて、自分に応用出来ますか?
今、旬のソチオリンピックで、メダルを取った選手のコメントを聞いて、
自分に応用出来ますか?
選挙で、当選速報が出て、インタビューに答える議員のコメントを聞いて、
自分に応用出来ますか?
うまくいった体験は、その場でしか使えない。
けれど、
野球で、打てなかった選手のコメント、
ソチオリンピックで転んだ選手のコメント、
選挙で落選した人のコメント
は、自分にも使える。
何が足りなかったのか?
なぜ、失敗したのかは応用出来る。
実名だったら恥ずかしいのですが、
ハンドルネームで書いているからこそ、
成功体験はほどほどに、失敗体験を書いていきたいと思います。
30代後半。
今は、ダメな自分も愛せるようになってきた ヘロヘロより。