工期内に終わらない!
終わりそうも無い!
そうなりたくは無いのだが、もし、そうなってしまった時、
”終わりません”が許されるのならば、いいのだが、
そんなに、世の中甘くない。
終わらせなければならない。
一人で徹夜しても終わる訳は無い。
応援が必要。
しかも、終わるまで一緒に仕事をしてもらう必要がある。
そんな時、やっている事。
名付けて、肉まん作戦。
職人さんの人数分の肉まんを用意。
(監督は、さておき、まず、職人さん!)
監督に出面(デヅラ:建設現場用語で、当日の作業員人数)を確認し、
その分の肉まんを用意。
20個程度までなら、予約なしでそのままコンビニで入手可能。
それ以上となると、行ってすぐという訳にはいかないので、
コンビニを数店回るか、事前に予約が必要。
予約をする際の注意事項
・標準的な蒸し器に入る肉まんの数は、約50程度まで
・蒸すのに約1時間かかる
つまり、50個程度までであれば、1時間前に予約をすれば、入手可能。
なぜ、肉まんなのか。
それは、
自販機で売っていないから!
現場の自販機で売っているものを買って持って行っても、ああ、ジュースねといった所。でも肉まんは違う、コンビニへ行く必要がある。
現場から離れて買ってくるということに価値がある。
それと、温かいから!
年末、年度末は温かいものがおいしい。
温かい肉まんを手に持つと、温かい気持ちになる。
肉まんじゃ無くても、あんまんでもいいじゃないかって?
あんまんだと、響きがやらしいでしょ。
だから、肉まんで、いいんです。
ピザまんではって?コンビニで一番用意してもらいやすいのは、肉まん。
なので、肉まんがいいんです。
転職して、施主という立場になって、
肉まん作戦はもう実行することないと思っていたのですが、
先日やらざるえない状況になってしまった。
終わらなかったら、どうするんだよ!
終わらせろ!
責任の取り方分かってるよな!
違約金だぞ!
と言っても限度があるのでので、
「遅くまでお疲れ様です。職人さんに、渡して下さい。」
と伝え、肉まんをお渡しし、託した。
その甲斐あってなのかどうなのかは、分からないが、
お陰様で、なんとか先が見えてきた。
肉まんの大量注文に嫌な顔を見せずに対応して下さったコンビニの方にも感謝。
最後まで終わりに向けて、着々と仕事をして下さった職人さんにも感謝。
教訓
・やきもきしていても、しょうがない。
自分に出来る事をやる。
(肉まんを買ってくることぐらいしか出来ないなら、それをやる)
・手伝ってもらう人、助けてもらう人には感謝を忘れてはいけない。