私は、感情の整理、下手です。結構引きずります。
独身の頃は、落ち込んだり、頭にくることがあったら、ギャンブルをするか、
キャバクラに行くか、風俗に行ってストレス解消?!してました。
しかしながら、今は、結婚して、そんな事は出来ません。
ジョギングをしたり、子どもの笑顔を見る事で、多少のストレスを解消出来てはいますが、感情の整理は出来てません。
助けを求める形で、この本を読みました。
私なりに、特に気になった場所をピックアップしてみた。
落ち込んだときには、そこのとを「記録する」
”記録するというのは、単なる私の思いつきではありません。「筆記療法」という名前のれっきとした心理療法です。”
中略
”なるべく「客観的に書く」それに尽きます。
・落ち込んでいるという事実
・どんな気分か?
・なぜ落ち込んでいるのか?
・関連する事項
などといったことについて書くのです。要するに、関係のあることを書きつづっていけばいいわけです。
短くてもいいとされていますが、あまり短いと効果がありません。できれば15分くらいは断続的に書いていきましょう。”
早速やってみた。
・落ち込んでいるという事実。
ここ最近、思うように仕事が回らず、複数の人から催促を受けている。
その時、出来ると思った仕事が、突発で入る用件やら、なにやらで仕事が雪だるま式に増えている。
3月まではなんとか耐えてきたが、今月はもう、イッパイイッパイ。
・どんな気分か?
オレに催促するなら、手伝え!
なんで、こんな安月給でここまでしなければいけないんだ?
残業の上限が30時間だなんて、無理だ。
・なぜ落ち込んでいるのか?
ハイハイ、やりゃ~いんだろ!と仕事を一旦引き受けたものの、終わらず、
自分が嘘つき野郎状態となってしまっている事。
・関連する事項
とかのきれい事。
あとは、雑多な事務業務が多く、本業を圧迫している。
雑多な事務業務とは、。。。
と書いていると、15分はあっという間に経ってしまった。
客観的に書くというよりは、主観的になっているかも知れないが、
書かないよりはましだろう(^0^;)
”考えるのと違って書くことは、問題に向き合いながらも感情を千々(ちぢ)に乱されずすみます。問題に向かい合うと同時に、頭の外に追い出すことができるからです。
書くことで「問題」を忘れてよくなるという点についても、似たようなことが言えます。頭がイヤなことを覚えておくのは、それを忘れてまた痛い目に遭いたくないからなのです。
しかし、それが記録に残れば、覚えておく必要はなくなり、忘れやすくなります。書くとイヤなことかを忘れられるのです”
”「今より心を強くする必要はありません」”
”「一日中テレビゲームをしても大丈夫なように、目を鍛えよう」とは思わないように、
「徹夜で仕事をし続けても大丈夫なように心を鍛えよう」と思っても、それは無謀というものです。
子どもが目を休める必要がある必要があるように、大人も心を休ませる必要があるのです。
空気のように目に見えず、手で触ることもできない「精神」も、脳がよりどころであるとすれば、けっして「不死身」などではありません。「強く鍛える」ことによって無限のストレスに耐えられるようなことにはけっしてならないのです。
たしかに、一見心が強靱そうな人もいれば、一見心が折れやすそうな人もいます。
しかし、見た目の印象ほどアテになりません。
「心が強そうな」人は、概して、他人に対する「態度が強い」のです。悪く言えば、強引であったり、わがまま勝手を通すことについて、「強い」のです。
そういう人はよくよく観察してみると、難しい仕事やキツイ状況をうまく回避しています。要するに、他人に対して強く交渉することによって、「逃げる」ことができているのです。
そんな人は、心が折れるまでがんばったりしませんし、だから結果として心が折れることもなく、キツイ仕事を「やり抜いている」ように見えるわけです。そうすることで「自分は心が強い」と思うことができ、また周囲もそれに同意せざる得なくなっているのです。
心が折れやすい人は、だいたいにおいて、この反対です。責任感が強いと同時に、他人に対しては「弱い」のです。
(以下略 本では、この後に対処法、解決策が書かれています)
私はというと、心が強そうなひとである部分もあるのはあるが、基本は、心が折れやすい人と同じ事をしてしまっている。
有名サッカー選手の本で、心に整理ついて書かれた、心を○○するという本がありますがその本を読んでも、この人すげ~、日本代表になる人は違うな。
でも、オレには無理だなで終わったのですが、
この佐々木正悟さんの本は、オレでも出来ると希望を持たせてくれる本。
身近なシチュエーションがちりばめられている。
これからは、
感情の整理がうまい人になり、そして、出来る人になるぞ!
できる人は感情の整理がうまい!: ラクに成果が出るビジネス心理学 (知的生きかた文庫)
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教訓:
・今の私は、感情の整理が下手=出来ない人(汗)
・書いて整理をする事は有効
・他人に対しても強い人になるべし