5時からサラリーマン(男)の生態

ジャンルはテキトウ、内容もテキトウ。思いついたまま書いています。

野心のすすめ(林真理子著) を読んで

感想としては、林真理子さんて努力家だなと気づかされたという事。
 
”野心”というと言うと、聞こえが良くないかもしれないが、高い志、目標が無ければ、上には行けない。
 
以下、気になった部分について書きます。
 
”若いうちに、悔しい思いを経験することは、きっと一生の財産になるはずです。”
 
”若いうちの惨めな思いは、買ってでも味わいなさい”
 
”なんといっても、私のモットーは、
「やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、やらなかったことの後悔は日々大きくなる」です。”
 
”スタートラインが後ろだから、最初から力を入れて走るしかなかった。でも、そのぶん、後で加速がついたのかもしれません。”
 
若い時に経験した事は、その後の人生に影響を与える。
私自身も著者とは比べものにはならないかもしれないが、
それなりに苦労してきたし、惨めな思いをしてきた。
 
一番よく覚えているのは、
若かかりし頃、高級ソープの嬢に入れ込んでいた時期があるのだが、
移籍した彼女を追って、移籍先のお店に行ったら
”私があなたの事、好きだと思ってるの?”
”ここは、貧乏な人が、ムリして来る所じゃないんだけれど!”
”若いお客さんて、すぐ勘違いするから迷惑なんだけれど”
と言われた事。
 
それ以来、女性ってコワイという思いと、
それと、自分の事を好きだと言ってくれる人を大切にするようになりました。
 
おっと、林真理子から脱線してしまった。
 
”妄想力を鍛えるためには、なんといっても本を読むことです。辛い時には、空想の中で遊んだり、物語の世界に逃げ込むことだってできる。
 それに、読書って、ひとりでやっていて惨めに見えない、数少ない趣味でもあります。本を読む楽しみを知っているのと知らないのとでは、ひとりで過ごす時間の充実度が違ってくる。火とが電車の中でメールを打っている姿と、文庫本を読んでいる姿では、圧倒的に後者のほうが素敵ではありませんか。”
 
”平地で遊んでいる人間には一生見えない美しい景色、野心を持って努力をした人間だけが知る幸福がそこにはあります。もちろん辛い試練だって待っているかもしれないけれど、野心という山を登ろうとする心の持ちようで、人生は必ず大きく変わってくる。チャレンジしたからこそ初めて手に入れることのできる、でっかい幸福が待っている。
 人の一生は短いのです。挑戦し続ける人生の第一歩を踏み出してくださる方が、一人でも増えることを祈ります。
 さあ、山に登ろう!”
 
 
書を持とう、街にでよう。山に登ろう。
 
私も、自分なりの野心を抱いて山登りをしてみようと思います。
 
  
野心のすすめ (講談社現代新書)

野心のすすめ (講談社現代新書)

 

 

教訓
林真理子は、努力の人
・野心(目標)が無くて、上にはなかなか行けない
 (たまたまとか、言っている人もいるが、ほとんどはウソ)
・妄想力を鍛えるために、読書をしよう