5時からサラリーマン(男)の生態

ジャンルはテキトウ、内容もテキトウ。思いついたまま書いています。

坂上忍 著 偽悪のすすめ を読んで

妻が、ここ最近、坂上忍にはまっている。

私には、彼のどこがいいのか、分からない。

そんな中、妻が、彼の本を買って読み終わったというので、私も読んでみた。

妻から、本を渡される前に、
「あなたと、坂上忍、考え方似てるかもね」

「でも、私は、その考え方好きじゃ無いけれどね」

と言われた。

 

本を読んでみて知ったこと
坂上忍は、
競艇が大好き。
 預貯金を下ろして有り金勝負をするぐらいの、相当なギャンブラー。

・女性を口説くのが好き。
 いい雰囲気を作って、「ヤラセテ」という様な事を平気で言う。
 それでいて、「愛している」「好きだ」という事は言わない。

・たまにキレる。
 もう我慢できないと思ったら、キレる。


あ、確かに、オレに似てる、そう思った。

結婚する前は、競馬、競輪、競艇オートレースにはまっており、
預貯金がほぼ底をついていた。


女性をよく口説いていました。
勝率は低くても動じず、口説いていました。
口説いておきながら、「愛している」、「好きだ」とかは言いません。

まれに、自分の思いを伝えるのに「好き」という事はあっても、付き合い始めてからは、「好き」とは言いません。


私も、たまに、キレます。
ここ最近は、キレないようにかなり我慢していますが、
我慢できない、許せない事が起こったら、
大声を出したり、物をぶん投げたりかなりみっともないキレ方をしてしまう事があります。


この本を読んで、最も響いた言葉
「相手を活かすため、自分が活きるために、ウソでもいいから協力しなさい」

彼の子役養成所であるプロダクション『アヴァンセ』で子どもたちに教えるときに使っているそうです。

 この言葉、輝かしい未来のある子どもに対しては適していないかもしれません。でも、ウソでもいいから、相手を活かさないと最終的に自分も活きないのが芝居の本質です。ならば、心にウソをついてでも協力するしかない。といって、表面的に仲良くする必要もない。あくまで、相手も自分も力を出し切って芝居を完成させることが唯一の目的です。舞台が終わったら疎遠になろうが問題なし。
 
 チームワークなんて綺麗ごとはすぐに綻(ほころ)びが出ますから、ウソでもいいから協力するぐらいの感覚で協調性を持てれば十分です。芝居を通して、本当にいいチームワークができあがったり、真の友情関係jができることがあるかもしれない。でもそれは、あくまで結果論であって、最初からその部分を前提に進めていく必要はないと思っています。

 

妻に、坂上忍のどこがいいの?
と聞くと、
妻:「清潔感があるよね」

ヘロヘロ:「清潔感?!」

妻:「40代でもお腹も出ていないし、服装だってオシャレでしょ」

ヘロヘロ:「あとは、どこがいいの?」

妻:「犬を飼っていて、犬に優しいところ」

ヘロヘロ:「俺も、犬に優しいよ」

妻:「あんたは、坂上忍と、ビジュアルも違うし、犬に優しいっていったって、自分が飼っているわけじゃないでしょ!」

妻:「ひょっとして、坂上忍を意識しているの?」

ヘロヘロ:「だって、考え方が似てるって言うから。。。」

妻:坂上忍のものの考え方は好きじゃ無い、テレビで見ていて、ただ、面白いだけ」

ヘロヘロ:「。。。」

俺も、妻からすると、ただ、面白いだけの存在なのか???

 

 

 

教訓
・ビジュアルは大事。
 本の中にも、ビジュアルの事が書かれています。
 (とはいっても、坂上忍自体が、自分のことをかっこいいと思っているというのではなく、モデル出身の俳優さんと比較してもモデルさんの方が背もあってカッコイイので、ビジュアルではかなわないので、他で勝負するというようなことが書かれています)

坂上忍の生き方はカッコイイが、簡単にはまねできない。
 いや、まねしたくは無い。。。

  (坂上忍さん、呼び捨てしてスイマセン、尊敬しています。)