5時からサラリーマン(男)の生態

ジャンルはテキトウ、内容もテキトウ。思いついたまま書いています。

子は鎹(かすがい) アウトレットモールでの悲劇

今週末は、三菱地所カードの会員だとアウトレットで、5% OFFで買い物出来るとの事で、妻が、アウトレットモールに行きたいと言いだした。

金曜日、夕食を食べながら・・・
妻:「週末、アウトレットに行きたいんだけれど」

ヘロヘロ:「ふ~ん」

妻:「行きたくないの?」

ヘロヘロ:「コージ(2歳)は、はどうするの?」
(2歳の息子:仮称 コージとしておく)

妻:「寒いからね、長時間の外出は厳しいかな?」

ヘロヘロ:「じゃあ、留守番かな?」

妻:「パパと留守番していてね」

これで、おいらは出かけなくて済んだ!と思っていたら、

土曜日になって、

妻が、息子のコージに、お出かけようの服を着させている。

妻:「お出かけだよ!」
  「もう、行くよ!

あの・・・
昨日は、俺たち留守番じゃなかったの?!
と思いつつ、妻の買い物に付き合う事になった。

ここからが、今日の悲劇の始まり。

妻の自分勝手な買い物に付き合っていたらあっという間に
お昼の時間が近づいてきた。

席が混み始める前に、昼食をしようと、まずは、フードコートの場所取り。
その後、妻とメニューについて談義。

妻:「寒いから、暖まるのがいいな」
  「あ、隣の人のラーメンおいしそう!」
 (隣の人のラーメンはキムチラーメン)

  「コージを、私が見てるから、買ってきてよ!」

ヘロヘロ:「・・・」

ヘロヘロ:三菱地所カードを提示すると、ワンドリンクサービスって書いてあったよ、君が行ってきたら」
(妻は、凶暴なので、”君”なんて怖くて言えなく、さん付けで読んでいますが、ココでは”君”という表記で勘弁してください)

三菱地所系のアウトレットモールの飲食店では、
三菱地所カードを提示すると、ソフトドリンク1杯サービスというような特典があるお店が多い。

妻は、三菱地所カードを持っているので、妻が買ってきた方が、私は合理的だと思った。

妻:「カード貸すから、あなた行ってきてよ」

ヘロヘロ:「・・・」

そんな訳で、妻と息子は席に座って待っていて、
私が買ってくることになった。

まず、妻のリクエストのキムチラーメンを売っている韓国料理の店に並んで注文。

その後、2歳の息子でも食べる事が出来るメニューのあるお店をさがし、お子さま用の取り皿がある事を確認した上で、和のテイストのラーメン屋で注文。

席に戻って、妻にクレジットカードと、レシートを手渡した。

確かに、私は、渡した!



その後、ラーメンができあがった連絡が来て、
ラーメンを食べようとする妻。

ここからが、恐怖の第一段。

妻が、息子を抱きながら、キムチラーメンを食べようとしている。

おいおい、辛いモノが目の前で、そんなの2歳の息子の口に入ったらと思うと、見ていられない。

ヘロヘロ:「子供用のイス持ってくるよ」

と言って、イスを持ってきた。

ヘロヘロ:「イス持ってきたよ」

だが、妻は、そのまま息子を抱いてラーメンをすすろうとしている。

ヘロヘロ:「イス、持ってきたんだけれど・・・」

妻:「早く、座らせればいいでしょ!!!」

ここから、妻の機嫌が少しずつ悪くなっていく。。。

私の醤油ラーメンから、子供用の取り皿に、麺を移し、水で薄めて息子に食べさせる。

いつもの事だが、妻は、食べたいモノを食べ、
私は、息子とシェアできるモノを食べるという形だ。

食事を終え、再び買い物。

妻は、いろんな服を試着するが、これというものを見つけられずただ時間だけが過ぎていた。

その間、ぐずる息子を抱えながら私は悪戦苦闘。。。

妻がやっと、買いたいモノがきまったらしく、
商品をもって、レジに並んだ。

ホットしていると、妻が、
「カード返して欲しいんだけれど!」
と私をにらみつけながら来た。

ヘロヘロ:「返したよ」

妻:「よく探して!」

ヘロヘロ:「だから、無いって、俺、返したもん」

そんな会話をしながら、

妻:「あった」
 妻の財布にカードは入っていた。

こんな時、「ゴメン、疑って、私持ってた」

と言える人ならいいのだが、
バツの悪そうな妻は、謝るそぶりもなく、

「あなた、買ってきてよ」と私にカードを渡そうとし、開き直る始末。


俺は、言ってやった。

「俺のカードじゃないかなら、決済できないだろ?」


すると
妻:「もう、いい」

そういって、商品を放り出し、息子と店の外に向かって歩き出した。

商品自体は、妻が気に入っていそうだったので、
ヘロヘロ:「じゃあ、俺が代わりに払っておくよ」
と言って、レジに並んで、私が立て替えた。

店を出ると、妻と、息子はいない。。。

過去に、妻とはぐれて、妻がそのまま、私をおいて、家まで数十キロある道を車で一人で帰った事があるので、
又、俺、置いて行かれるのか?と思いつつ妻に電話。

妻に電話をするも出ない。

ああ、俺、迷子?!

そう思ったとき、LINEで妻から連絡があった。

何?!と思うと、
噴水のある場所を撮影した画像だった。

あのね。。。
こっちは、ゲームやってるんじゃないんだからと思いつつ、

「どこ?」とLINEで妻に返答。

妻からは、おもちゃ屋さんの画像が送られてきた。

雰囲気で、店が特定できたので、そのお店に向かい妻と息子と合流。

妻に、お店で買った服を渡そうとすると、
「いらない」
と言われた。

キャッキャとおもちゃ屋で遊ぶ息子を横に、
一体この人、どういう育てられ方してきたんだ?!と妻の事を思いつつ、
ぐっとこられている自分がいた。


その後、アウトレットモールを出てから、妻と会話をしていない。

私が声をかけても、ずっと無視され続けている。

帰宅途中、
ヘロヘロ:「この道まっすぐ行く?それとも、わき道から行った方がいい?」

妻:「・・・」

ヘロヘロ:「じゃあ、まっすぐ行くよ」

帰宅後
ヘロヘロ:「荷物、ここ置いておくね」

妻:「・・・」

こんな感じだ。

妻の実家に住まわされている為、私は完全アウェイ。

家に帰れば、妻の良き理解者である、妻の両親がいる。

私が、今日こんな事があって・・・
なんて事を言っても、妻の家では軍事法廷と一緒で、正しいことが通らない。

ああ、もう、こんなクソ女、別れてやる!!!
と思っても、息子の笑顔を見ると、
もう少し、我慢してみようかな。。。と思いなおしてしまう。

私が出来る事は、我慢する事と、
こうやって、グチ?!をブログに書く事。
(コイツよりは、まだマシだなとか、こんな事書いている、小さな人間いるんだなとか思ってもらえれば幸いです)


子は鎹(かすがい)とは言うが、
こういう事だったのね。。。と身を持って知る自分がいた。

かすがい【鎹】
[名]
二つの材木をつなぎとめるために打ち込む、コの字形の大きなくぎ。
◇人と人をつなぎとめるもののたとえにも使う。「子は鎹」

教訓:奥さんの親と同居する場合は、奥さんの育った過程を知っておくべし。
甘やかされて、謝る事を教えられずに育った人と暮らすと、大変です。
妻もそうだが、妻の親もなかなか、ゴメンと言えない人なので、苦痛が多いです。

息子は、悪い事をしたら、ゴメンナサイと言える様に育てたいと思います。