キャバクラのキャストには、高いバックでも渡しておきゃ~いんだよ!
という考えもあるかも知れないが、
相手が欲しくも無いものを渡しても、
愛想笑いをしてはもらえるかも知れないが、
心からは、喜んでもらえない。
どうせなら、喜んでもらいたい。
ここぞ!という時は、サプライズ!として喜んで欲しい。
ズバリ、選ばせておいて、もったいぶる作戦!
相手が選んだものを、渡せば間違いない。
但し、そのまま渡したのでは、つまらない。
ちょっとビックリさせるのだ。
かなり、前だが、
マリさんというキャバ嬢に、ぞっこんになってしまい、
アクセサリーをプレゼントした時の事を書きます。
ヘロヘロ:「マリさん、欲しいものとかある?」
マリ:「急に、どうしたの?」
ヘロヘロ:「マリさんに、プレゼントしたくなったので。。。」
マリ:「いいよ、そんな、気を遣わなくたって」
ヘロヘロ:「俺、マリさんの事、好きなのかも知れない。。。」
マリ:「ホント?!」
ヘロヘロ:「何か、プレゼントしようと思うんだけれど、何がいい?」
(今は、結婚して、妻に吸い取られているので、すっからかんだが、当時、独身の時は、お金に困っていなかったので、本気で、なんでもプレゼントしたいと思っていた)
マリ:「いいよ」
ヘロヘロ:「俺が、プレゼントしたいって言ってるのに、迷惑?」
マリ:「迷惑じゃ無いけれど。。。」
ヘロヘロ:「好きなブランドとか無いの?」
マリ:「特に無いよ」
ヘロヘロ:「エルメスとシャネルだったらどっちがいい?」
(教えてもらえないときは、クローズドクエスチョンで、どっちかと聞くと答えてもらえることもある)
マリ:「ん。。。どっちも好きじゃ無いかな」
ヘロヘロ:「なんで?」
マリ:「大人っぽくて、落ち着いているのがいいかな」
ヘロヘロ:「エルメス似合うと思うんだけれどな。。。」
「じゃあ、ルイビトン?」
マリ:「バックには興味ないかな」
ヘロヘロ:「時計?」
マリ:「時計も興味ないかな。。。」
ヘロヘロ:「なんか、クイズみたいだな~、そうやって、引き延ばして、延長させようとしているんでしょ?」
マリ:「そんなこと無いよ。。。」
ヘロヘロ:「まさか、指輪?」
マリ:「ヘロヘロからの指輪だったらうれしいかも、左手の薬指!なんちゃって」
ヘロヘロ:「本気?!」
マリ:「まだ、ヘロヘロの両親にも挨拶していないし、私の子どもだって、まだ、ヘロヘロのことをどうおもっているか分からないし。。。」
ヘロヘロ:「だめだ、妄想が止まらなくなってきた。。。」
マリ:笑
ヘロヘロ:「じゃあ、指輪プレゼントするよ」
マリ:「本気にした?」
ヘロヘロ:「本気じゃ無いの?」
マリ:「指輪は料理するとき邪魔だから、いらない」
ヘロヘロ:「なんだよ~。。。」
マリ:「本当は、ネックレスが欲しい」
「イミテーションのパールのネックレスは、持ってるんだけれど、なんかね。。。」
ヘロヘロ:「本物が欲しいの、じゃあ、ミキモトに行こう!」
マリ:「シルバーのネックレスがいいんだけれど」
ヘロヘロ:「ティファニー?」
マリ;「ブルガリ」
ヘロヘロ:「なんか、高そうだな。。。」
マリ:「ヘロヘロ、何でも良いって、言わなかった?」
ヘロヘロ:「言ったような、言わなかったような。。。」
マリ:「いいよ、ヘロヘロとはこうやって、会えるのがうれしいから、プレゼントはいらない」
そんなこんなで、その日は、別れたのだが、
ある同伴をした日。
ヘロヘロ:「ブルガリのお店に寄ってみようよ」
マリ:「いいよ、気にしないでいいから」
ヘロヘロ:「見るのはただだから、いいだろ」
マリ:「良いって・・・」
ヘロヘロ:「俺の言う事、聞けないのか?、一人だと入りづらいから、一緒に行くぞ!」
マリ:「・・・」
そうやって、お店に入り、
ヘロヘロ:「これ、マリさんに似合うんじゃ無い?」
マリ:「高いよ・・・」
ヘロヘロ:「お店の人にお願いして、つけてみたら?」
お店の人を呼び、
「スイマセン、このネックレス、あわせて見たいんですが?」
マリさんに、ネックレスをつけてもらい
ヘロヘロ:「似合うな~」
「どうですか?」
と店員さんを見ながら言うと、
店員さん:「そうですね、お洋服ともあって、いいですね!」
マリ:「・・・」
ヘロヘロ:「ちょっと、彼女と相談してから決めます」
そう言って、棚に、ネックレスを戻してもらった。
ヘロヘロ:「どう?気に入った」
マリ:「え、高いからいいよ」
ヘロヘロ:「俺は、気に入ったかを聞いてるの?」
「ちゃんとYesか、Noで答えて」
ヘロヘロ:「ネックレスは気に入りましたか?」
マリ:「・・・」
ヘロヘロ:「あのね~、Yes or No! どっち?」
マリ:「でも、高いから悪いよ」
ヘロヘロ:「Yesって言ったら、俺、買うと思ってる?」
マリ:「うん。。。」
ヘロヘロ:「ダメダよ、人の話、最後まで聞かなきゃ、買うなんて、俺は、一言も言ってないぞ」
マリ:「え~・・・」
ヘロヘロ:「見るだけって、言ったじゃん」
マリ:「もう、真剣に悩んで損した」
ブルガリの店を後にし、近くのお店で食事。
食事中
ヘロヘロ:「ダメだ、お腹が痛い。。。」
マリ:「どうしたの?」
ヘロヘロ:「下痢」
マリ:「大丈夫?」
ヘロヘロ:「ガマンできない、ちょっとトイレに行ってくる」
「あ、そうそう、下痢だから、大ね、時間掛かるから。。。」
そう言って、トイレに行くふりをし、
一人、ブルガリのお店へ。。。
先程、応対して下さった店員さんを呼び、
さっきのネックレスを下さいとお願いをし、
支払い手続き。
店員さんもサプライズだったようで、
「まさか、今日、買って行かれるとは。。。」
とビックリの様子。
途中、マリさんから、電話、メールが何回も来るが、
電話には出ず、
メールで、
”下痢がひどいので、薬買ってくる”と返信。
ダッシュで、マリさんのもとへ向かう。
息を切らしながら、
ヘロヘロ:「ごめん、遅くなっちゃった」
マリ:「大丈夫?心配したんだから・・・」
ヘロヘロ:プレゼントを持ちながら
「はい、これ」
マリ:「え?!」
その後、マリさんは、
信じられない!
心臓がバクバクしていると言ってた。
この作戦は、もともとは自分であみ出したのではなく、
ひすいこうたろう氏の本からの実践。
当時の私は、モテからは、ほど遠かった為、キャバクラで高い授業料を払って勉強してた。
あのお金があれば、、、と今、思う。
同じような作戦を妻にしたところ、
「あなた、様子が変だよ?」と言われ、途中で失敗に終わった。
- 作者: ひすいこたろう,モテるーズ(ヤス&よう子)
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教訓:
・プレゼントをするものは、相手が選んだものならば外さない。
・選んでその場でプレゼントするのではなく、一旦、間を置くとサプライズになる。
・気心知れた間柄だと、途中で、怪しまれ、失敗することもある。