建設現場でのゼネコンさんは絶対。
ゼネコンさんがダメと言ったらダメ。
私自身、今の仕事(施主側)につくまで、
過去は、ゼネコンの下請業者としての現場代理人をしていた事があるが、
ゼネコンさんとの関係には気を遣っていた。
請負上での
施主、設計事務所といったゼネコンよりも上位階層には頭を下げる事はあっても、
下請け業者には手厳しい。
現場で、ゼネコンに嫌われたらおしまい。
いくら正論を通しても、現場で意地悪をされたら、仕事が進まない。
ゼネコンさんは、現場の独裁者の様な存在。
私が、施工業者だった際、過去には、
・増員に対する妨害
現場の工程が遅れていた為、人を増員しようとした所、朝礼で、増員した人間の態度が悪いと言われ、即刻退場とされた。
つまりは、人を増やそうとしても、増やせない。
態度が悪いといっても、話を聞いていなかったとかではなく、壁にちょっと寄りかかった程度で退場。
それなら、壁に寄りかかるなよ!と注意してくれればいいのに、
退場!と言われてしまった。
・施工妨害
床間通用の配管を施工していた所、配管の上に、作業車で踏みつけられ、ボロボロにされた。
ひどいじゃないですか!と言った所、そもそも挨拶が無いと言われた。
ちゃんと、新規入場者教育も受けており、図面上でも配管を通す事を書いてあるのだが、現場ではそんなの通じない。。。
・過度な要領書の作成要求
現場での意地悪もヒドイが、陰険なゼネコンさんの場合、
作業する手順全ての要領書を出さないと作業をさせないとか言い出す。
脚立の登り方、点検口の取り外し方、ひどい場合には、歩き方まで書かせるゼネコンさんもいる。
等々。。。
もうやってらんない。。。
(中には良いゼネコンさんもいますが、私の経験上、マレです)
(個人的には、建設現場を得意とする弁護士とかいたら、いいのにな・・・と思います)
そんなゼネコンさんと飲みに行く時は、
・予算
・時間(開始時間、終了時間)
・場所
については、最低限気にしておく必要がある。
1.予算
・ゼネコンさんが、自分で払う気があるかどうか?
・ゼネコンさんが予算を持っていないか?
(現場の弁当代、駐車場代、職長会等の予算で予備費、交際費の様なものは無いか?)
については、確認をしておいた方がいい。
ゼネコンさんが、自分で払う気があって、しかも、予算を自分たちで何とかしようとしているのならば、気にしなくても良い。
しかし、払う気が無くて、予算が無いとなると、困ったもんだ。
私の場合、そういった場合は、意図的に、財布の中身をすっからかんにしておいて、ゼネコンさんに飲みに誘われたら
「ゴメンナサイ、財布の中に3千円しかなくて、それにカードも使えなません。それでも良かったら、行きたいのですが。。。」
と答えて、行きたいけれど、お金は無いぞというアピールしていた。
2.時間
開始時間に遅れて行くと、何を言われるか分からないし、
駆けつけ何杯とかやらされ、ろくでもない事になってしまう。
時間厳守で会場に行った方がいい。
どうしても、遅れそうな場合は、現場のエライ人に了承を得ておいた方がいい。
○○工事長には、遅れる旨をお伝えしていたのですが、、、というように、言えるようにしてないないと、何をされるか分からない。
終了時間の確認も重要。
○時には、○○の用事があって、それまでには帰らないとと伝えておかないと、
エンドレスで付き合わされてしまうこともある。
(まあ、時間を伝えていても、付き合わされてしまうこともあるが。。。)
3.場所
2次会の場所が簡単に見つけられるような場所だと、エンドレスになってしまう事がある。
その為、駅ビルの様な場所で、飲み会が終わったらサッサと電車に乗りたくなる場所がオススメ。
間違っても、歌舞伎町の様な場所へは行ってはいけない。
飲んで気が大きくなったゼネコンさんが何をするか分からない。
以上、私の過去の経験をもとに独断と偏見で、ゼネコンさんとの飲み会で気をつけることを書いてみた。
次回は、ゼネコンさんの若手と歌舞伎町へ行って、イタイ思いをした事を書きます。