5時からサラリーマン(男)の生態

ジャンルはテキトウ、内容もテキトウ。思いついたまま書いています。

労組活動についての家族への説明

会社で、専従ではありませんが、労組の役員をやっています(やらされています)。

 

好きで、やっている訳ではありません。
それなら、断ればいいでしょ!と思うのですが、断れずに引き受けてしまいました。
 
簡単に役員になる事を、断れれば、いいのですが、
そう簡単には断れない。
 
前任者から、個別に呼び出され、
「次期は、ヘロヘロさんにお願いしたいと思っている」
と言われ、
 
ヘロヘロ:「私なんかより、○○さんとか、○○さんの方が適任では?」
 
と抵抗してみたが、
 
前任者:「○○さん、○○さんにもお願いをしてみたが、断られた」
 
ヘロヘロ:「だからって、私にって言われても・・・」
 
前任者:「ヘロヘロお願い」
 
多少デフォルメしているが、こんな感じで引き受ける事になった。
 
 
問題は家族への説明。
 
妻に、「労組の役員をする事になった」なんて、伝えたら、
何を言われるか分からない。
 
いろいろ、シミュレーションしてみた。
 
・はぁ?!バカじゃない!
 
・ただでさえ、帰ってくるのが遅いのに、何考えてるの?!
 
・労組なんかより、家の事やってよ!
 
・アラフォーなのに、管理職じゃないなんて、出世が遅くない?
 
ん。。。
これだ、出世だ!
 
部長も所長も労組で、役員をやっていてたらしい、
 
労組で役員経験が無いと、出世できない。
 ↓
労組で、苦労した経験が無いと、出世させてもらえない。
 ↓
だから、出世するために、引き受けた。
 
この説明で完璧!!!
 
さて、家で、
妻の機嫌がいい日に、労組の役員を引き受けた事を説明した。
 
リビングにある壁掛けのカレンダーに、
労組活動で帰りが遅くなる日に、書き込みをしつつ
 
ヘロヘロ:「○日は、労働組合の会議で遅くなる」
 
妻:「いつも、遅いから、大丈夫、うちは母子家庭みたいなもんだから」
 
ヘロヘロ:「・・・」
 
     「労働組合で、役員を引き受けるように言われて、引き受けることになった」
 
妻:「はぁ?!バカじゃない!」
 
  「ただでさえ、帰ってくるのが遅いのに、何考えてるの?!」
 
  「労組なんかより、家の事やってよ!」
 
 「アラフォーなのに、管理職じゃないなんて、出世が遅くない?」
 
ヘロヘロ:(予想バッチリ!想定の範囲内だ!)
 
 「部長から、労組の役員でもやったら、どうかって言われた」
 
妻:「・・・」
 
ヘロヘロ:「ヘロヘロは、労組で経験を積んで、もっと丸くなれって言われた」
 
妻:「あんた、ちょっとアタマ カタイ所あるもんね」
 
ヘロヘロ:(お、いい方向に話が進んでいるぞ)
  「そうなんだよ! 俺を出世させたいけれど、なんというか、まだ、経験が足りないって言われた。」
 
  「仕事での経験は、今やっているものを、淡々とやるしかないけれど、労組の活動を通して、もっと人間関係を学ぶように言われた。」
 
妻:労働組合って、あんまりいいイメージ無いけれど・・・」
 
  (妻は、公務員なのだが、妻の職場の労組役員は、仕事よりも仕事以外の事(労組活動?!)をやっているように見え、イメージがあまりよくないらしい)
 
ヘロヘロ:「そんな事無いよ、うちは、部長も所長も労組の役員経験者で、会社の上層部と対等に渡り合ってた人が出世していく仕組になってるよ」
 
妻:「本当に、あんた、出世できるの?」
 
ヘロヘロ:「部長が面談の時に、ヘロヘロを出世させたいって言ってた」
   (以前、労組で経験積んで丸くなれと言われた事はあるが、出世の話は、もちろん、ウソである。)
 
そんな、こんなで、出世をネタに、家族に説明をした。
 
納得してもらえたかどうかは別にして、
そんな訳で、労組の会議やら、研修、その他準備やらで、家に帰る時間が遅くなってます。
 
 
え、本当に出世できるかって?
第一、部長との話は、私が勝手に作り上げたフィクションだし、
労組の役員経験者が出世するっていうのも、たまたまうちの、部長、所長がそうだからであって、別な部課長を見ていると、そんなことは無い。
 
ああ。。。家族にウソついちまった。
まぁ、浮気をしている訳でも無いし、風俗やキャバクラに行っているわけじゃないからいいかな。

 

世界基準の上司

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