5時からサラリーマン(男)の生態

ジャンルはテキトウ、内容もテキトウ。思いついたまま書いています。

5月病・うつ病を避けるための私の行動 その5.話すのがイヤな相手でも積極的に挨拶する

学生の頃、教室で誰にでも笑顔で接する人気者がいた。

仮に、そうちゃんとしておこう。

 

そうちゃんを見ていると、
誰にでも笑顔で接しているので、
そうちゃんは、人の好き嫌いが無く、悩みなんてないんだろうなと思っていた。

当時の私は、人間不信になっていて、オレの気持ちが分かるのは太宰治ぐらいだと思っていた。
ある日、そうちゃんと、二人っきりになることがあり、彼に聞いてみた。

ヘロヘロ:「嫌いな人とかいないの?」

 

そうちゃん:「いるよ」

 

ヘロヘロ:「ウソだろ?だって、誰にでも挨拶しているだろ?」

 

そうちゃん:「挨拶はしてるけれど、嫌いな奴とは長い話はしないよ」

 

ヘロヘロ:「ホント?」

 

そうちゃん:「本当だよ」

 

ヘロヘロ:「ところで、誰が嫌いなの?」

 

そうちゃん:「見てれば分かるって(苦笑)」


そうちゃんと話をしてから、何日間か、彼の動きを見ていた。

目的は、彼がどう、人と接しているか、彼が誰が嫌いなのかを見極めるため。

(俺って暗いな。。。)


数日間、彼を見ていて気付いた事は、

確かに、挨拶は誰にでもするが、
彼から話しかけるのはごく少数で、
逆に、挨拶をした後、相手から、話しかけられても、事務的に短くしか話をしない場合が多かった。

例えばこんな感じだ。

 

好きな相手
そうちゃん:「おはよう!」

A君:「おはよう」

そうちゃん:「あのさ~、○○どうだった?」

A君:「○○でさ~・・・」


嫌いな相手
そうちゃん:「おはよう!」

B君:「おはよう」

そうちゃん:すぐに場所を移動。(Hit and Away)


彼を見ていていると、確かに、
話しかけると言っても込み入った話はしない。挨拶をする程度。

後日、彼に、聞いてみた所、
やはり、B君の事は嫌いなようであった。
なんで、嫌いなのに、挨拶をするのか?と聞くと、こんな答えが返ってきた。

「挨拶をしておかないと、避けてるとか、嫌いだと勘ぐられたり、
面倒なことになるから、とりあえず、挨拶はしてやってる」

 

挨拶してやってる

常に笑顔の彼から、そんなブラックな発言が聞けるとは。。。

私も、彼を見習い、今も、嫌いな相手にも挨拶をすることにしてます。


第一のポイントは、自分から話しかける、挨拶するということ。

「おはようございます」

「こんにちは」

「こんばんは」

「お疲れ様です」

「お疲れ様でした」

あえて、挨拶をしてやってやるのだ。

向こうがどう思おうが、そんなこと、知らんが、
上から目線で、挨拶をしてやるのだ。


第二のポイントは、目を見て挨拶をすること。

上から目線で挨拶をする以上、目をそらしたら負け。
そう思って、あえて、相手の目を見ながら挨拶をする。


第三のポイントは、挨拶のタイミング以外は、話しかけて欲しくないオーラを出しても良いということ。

挨拶をする時以外は、不機嫌なオーラを出していても構わない。

実際、そうちゃんを見ていても、
挨拶をしている時以外は、眉間にしわを寄せている時もあったし、
場合によっては、話しかけられても、後にしてもらっていいかな?と断っていたこともあった。


私自身、以前、建設業にいて、
新築現場のプレハブ事務所にいた時、意図的に挨拶をするようにしていた。

おはようございます!
(オレ、時間前に現場に来たよ)

こんにちは
(仕事してるだろ、オレ)

お疲れ様です、失礼します
(帰るぞ!もう仕事終わりだからな、下らん電話かけてくるなよ!)


今思えば、挨拶って、
欧米人が、自分が怪しい者だと思われたくないがために、
エレベーターに乗るときに、挨拶をするのと同じセキュリティ的な意味合いもあるのではと思う。

 

教訓
・挨拶は、嫌いな相手でも積極的にすべし。
 (腹の中ではどう思っても、笑顔で)