5時からサラリーマン(男)の生態

ジャンルはテキトウ、内容もテキトウ。思いついたまま書いています。

リストラ、早期退職の思い出

リストラ、早期退職 と聞いて、プラスのこと考える人は、少ないかも知れない。

だが、今の私にとっては、プラス。
何がって、早期退職の優遇金をもらったうえに、転職して年収が上がった。

マイナスなことは、
通勤時間が長くなったことと、
出張、残業が多くなり、自分の時間が取れなくなったこと。

その他、嫌なことは、もちろん、多々あるが、
今は、肯定的にとらえられている自分がいる。
(少し、意地になって、意図的にプラスにとらえようとしているのかも知れないが)

これから、何回かに渡って、リストラされた側の思い出を書いてみます。
今回は、リストラの気配を感じるまでを書いてみます。

なんだか、怪しいなとおもったのは、
職場の同僚が、振休を取得しようとしたところ、
「大事な会議があるので、別な日にして欲しい」と上司から言われた。

すんなり、ハイ、分かりましたという人なら、それで、話は終わるのだが、
同僚は、引き下がらなかった。

振休は、権利であるとともに、義務なのであって、休日出勤する際、あらかじめ休む日を指定しており、その指定した休みを、会社側が変更して欲しいというので、あれば、振休→代休となり、給料の割増分が発生する。

給料割増分は、払うので、その日は、休まないで欲しい。
さらに、同僚は、その日に、旅行を計画していたようで、上司に、なぜ?、なぜ?と楯突いていた。

上司は、上から言われているの一点張り。

今まで、こんなこと、無かったので、会議の内容が何なのかが、気になってしょうがなくなっていった。

こういったように、相手が話したがらない時は、オープンクエスチョンで、
何の話をするのか?と聞くよりも、
クローズドクエスチョンで、
○○の話ですよね?と聞いて、YES、NOで、答えてもらうのがいい、そう思って、上司に聞いてみた。

ここ最近、業務の標準化、マニュアル作成、工数管理等の話が多かったので、
その話ですか?と聞いてみた。

上司は、そう聞いている
と答えてくれた。

上司のその上(仮に、佐野部長としておく)に聞いてみた。

佐野部長、
今の会社の標準化の進め方は、おかしいですよ。
そもそも、標準的な業務が何かを分かっていない本社の○○さんが、進めていて、これでは、会社は、良くならないし、
工数管理と称して、どの業務に、何の時間が計るのはいいが、果たして、まともなデータになっているかが不明。
私なら、○○して、というようなことを、口走ったところ、

佐野部長の表情が変わっていった。
怒るかと思いきや、もう、いいんだよ。というような感じの暗い顔だった。

当時、私がこんなことを言ったら、顔を真っ赤にして、文句を言う前に、他にやる事があるだろう!と、持っているペンを振り回しながら、言うようなパワハラ全開?!の人であったが、この時は違った。

この時、私は、もしや、雇用のことを、会社は発表するのでは?とおもった。
そして、それが現実となっていった。

教訓:リストラ施策が行われる前には、何かしら予兆があるが、分かりにくい。
休暇取得予定者まで、引っ張り出して、全員参加させるような会議があれば、要注意。