できない理由として、「時間のない現代人」などといわれることもあるのですが、そういうことではなく、原因は単に面倒くさいだけです。私たちは要するに極度の面倒くさがりなのです。
と、著者(佐々木正悟さん)は、バッサリ!
頭をガツーンとやられた。気分だ。
言い訳しているだけで、単に、面倒くさがりなのだ。
「できる限り」と言う人は、できないことをしようとしている
できないことをやろうとする人は、巧みな方法を用います。
「できる限り」という枕ことばを多用するのが典型です。
「できる限りの努力を惜しまない」
「できる限り完璧なものを仕上げる」
いずれも言葉に酔っていて、大事なことをやっていません。つまり「何ができるのか?」の見極めを怠っているのです。
じゃあどうすればいいのかというと、
残り時間と自分の作業能力から考えて、可能なこととは何なのか? これを知るのが先決です。「できる限りの努力を惜しまない」という言葉に気持ちよくなっているヒマはありません。
そう、仕事をしていて、火が噴いてから対処していては、遅い。
他人の火消しは、やむを得ない部分があるとしても、
自分自身で、アッチッチの状態に仕事をしてしまうのは、かっこ悪い。
そうならない為に、しっかりやるのだ!
でも、しっかりやるって言っても、それが、簡単に出来るのならば、怠け者の自分はいない訳で。。。
そんな、人にも、
先送りパターンをつぶして行く方法として、
・決まってネットサーフィンをしてしまう場合は、ネット接続を切る。
・やらない理由を書き出す
・どうしてもやりたくない仕事は。。。やらないまでも、必ず言い訳を書くことを自分に課す
等の、このぐらいなら、私にも出来るなとハードルの低い事が書かれている。
私もやらない理由を書き出すを実践してみた。
今日は、休日なので、家でやらなきゃならない事について、やってみよう。
先送りしてしまうもの:建築物環境衛生管理技術者(通称:ビル管)の試験勉強。
・テキストがわかりづらい。
・試験範囲が広すぎる。
・こどもの相手をしていると時間が無い
・試験に合格しても、会社からお金が無い。
・読みたい本がある。
・持ち帰り仕事がある。
・家の机が小さい
・家の椅子に長時間座っていると疲れる
もっと、いろいろ思いつくのかと思いきや8項目のみであった。
あげた項目について、意識的に吟味すると。。。
・テキストがわかりづらい。
→書店で、これが一番わかりやすそうだと思って買ったのは自分。。。
・試験範囲が広すぎる。
→それが分かっていて、願書出したんだろ、おい、自分。。。
・こどもの相手をしていると、自分の時間が無い
→こども、今、昼寝しているだろ。あと、朝と、夜があるだろ。それに、今、こうやってブログを書いている時間があるだろ。
・試験に合格しても、会社からお金が無い。
→合格祝い金目当てではなく、知識を付けるため、それと階級UPの為の材料、あとは、いざとなったとき、他の会社でも雇ってもらえる為に、勉強しているんだろ、おい。
・読みたい本がある。
→図書館から借りてきた本は、もう読んだだろ。今まで、積ん読してたのに、どうしたんだ、本当に本を読みたいのか?、俺。、
・持ち帰り仕事がある。
→どうせ、やらないだろ、俺。
・家の机が小さい
→エネルギー管理士、この机で合格しただろ。
・家の椅子に長時間座っていると疲れる
→それでいて、インターネットはよく、長時間出来るな、俺。
という事となり、先送りの理由は、受け入れられないものばかり。。。
これが書き終わったら、
これから、勉強を始めます。。。
仕事が出来る人が、仕事の出来る人になりたい向けに書いた本を読んでも、どこかで挫折してしまう事が多いのだが、この佐々木正悟さんの本は、違う。
イラストも多く、私の様な出来ない人の救世主みたいな本だ。
きっと、佐々木さん自身、仕事、相当出来ない人だったんだろうな。。。
(違っていたらゴメンナサイ)