これやれ!、あれやれ!では、人はついてこない。
じゃあ、言い方を変えれば、良いのかというとそうではない。
「お願いしてもよろしいでしょうか?」とお願いしても、
言い方によっては、イヤ~な響きで聞こえる。
納得してもらえるまで、親切丁寧に教えることで、受けてもらえるかというとそうではない。
単なる技術では人に動いてはもらえない。
今日、配管のトラブルがあって、取引先に来て頂き修理をしてもらった。
私:忙しいところ、わざわざ来てもらって助かります。
工事業者監督さん:こちらこそ、トラブルを起こしてしまいスイマセン。
私:(職人さんを見て) お、久しぶりですね!
職人さん(配管屋さん):どうも!
本当は、深刻なシチュエーションなのだが、こんな具合で、その後、作業の手順を確認し、復旧作業をして頂いた。
トラブルを起こしたのは工事業者さんではあるが、
私ではなおせない。。。
なおす事が出来る人を、私は尊敬している。
(言葉遣いは、ほぼため口ではあるが、私は、尊敬してます)
なので、この野郎!トラブル起こしやがって!と思っても、なおす事が出来る人には、なおしてもらうまで、文句を言える立場では無い。
それと、実際に仕事をする職人さんはもっとすごい。
そんな職人さんと顔をお互い覚えていて、挨拶が出来るぐらいの関係になっていれば、お互い気持ちよく仕事が出来る。
不具合の原因、再発防止についても、不具合を隠さず、次についての話が出来る。
監督さん、職人さんの人柄にもよるが、こういう関係が出来るっていいなと思う。
作業後、監督さんは、他にも気になる所があったらしく、過去に作業をした所を見ていってくれた。
私のいる所は、地方都市。電話で呼んですぐ来てもらえるような場所にはいない。
あいつのいる所、嫌だなって思われたらアウト。
ヘロヘロさんの所なら、行きますよ!って言ってもらえる関係になっていないといざとなった時、大変。
業者さんを呼ぶにしても、トラブルですだけではなく、自分の目で見て、自分で出来る所まで確認をし、それでもダメな場合にヘルプを呼ぶという様にしないと、オオカミ少年の様になってしまう。オオカミ少年になったら、お金では解決出来ない、損失だ。
なんせ、直しに来てもらえなくなったら、会社に与えるダメージはでかい。
今日の教訓
・自分では出来ない仕事をしてもらう、してもらっているという事を認識した上で、仕事を依頼,お願いする
・特に工事関係の仕事では、元気な挨拶は必須。
・助けを呼ぶときは、自分の目で見て、自分でなんとかしてみてからにする事。
(オオカミ少年にはなってはいけない)