5時からサラリーマン(男)の生態

ジャンルはテキトウ、内容もテキトウ。思いついたまま書いています。

サブコンの下請けから見た、良いサブコンさん、ダメなサブコンさん

ここでは、設備業者(電気・空調)のことを書きます。

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私自身、サブコンの下請けとして働いてたことがあるのですが、

その時、感じた事を独断と偏見で書いてみた。

 

いいサブコンさんの特徴


・金払いがいい
 下手に赤字で請け負わない。

 受注時に、実行予算をもとに、もうけが出る金額で請け負っている。

 仮に、赤字で請け負ったとしても、赤字額を精査した上で、
 必要な費用はちゃんと下請けに払う。

 

・工程遵守
 自社が遅れの原因を作らないことはもちろん。

 もし、ゼネコン、建築の工程が遅れていたら、直接掛け合ってなんとかする。
 見て見ぬ振りをしない。

 

・自分の手を動かす
 『いいから、やれ!』的なテキトウな指示は出さず、自分の頭で考え、そして、手を動かし、ある程度の資料を作った上で、仕事をすすめる。
 何をしたいのか、どうしたらいいのかを自分の頭で考え、そして書面にしてから指示を出す。口頭だけで仕事をしない。

 

・他者に対して、感謝の心がある
 自分で出来ない事を、他者にやってもらっている。
 助けてもらっていると思って、感謝しながら、仕事をしている。

 

ダメなサブコンさんの特徴
・金払いが悪い
 赤字で請け負ってしまったのか、それとも、ただ単にケチなのか分からないが、
 下請けに支払いが悪い。
 自社が請け負う際の、金額もテキトウで、そのツケを下請けに追わせる。

 着工時に請負の金額を決めず、そして、竣工してからも支払いを渋る。

 

・工程なんて考えてない(考えられない)
 自分がいつ何をしたらいいかを考えず、工程が遅れ遅れ。
 機器の納入日がいつだから、いつまでに発注しないとなんて事は考えず、なんとかなると考えている。
 間に合わないって分かってから、いつも慌てる。そして、そのしわ寄せを下請けに求める。

 

・自分の手を動かさない
 自分で資料は作らず、指示は口頭。
 具体的に・・・と聞くと、「いいから、やれ!」と言う。

 

・他者をいつも見下している。何が起こっても他責で片付ける。
 口頭の指示で、相手が動かないのは、相手がバカだから、分かってもらえない。
 分からないのは、相手が悪い。
 ものの手配が遅れたのは、プランが決まらないから。
 工程が遅れたのは、他社が悪い。等々・・・
 
 


建設現場でのサブコンさんの立場は、
上には施主の他、ゼネコン、設計事務所
下は、電工、配管工、ダクト工、専門業者、等々がいて
中間に位置している為、自分たちだけでは、現場は進まない。

 

自分から、動いて何とかしようとしている人でないとなか進まない。
それでいて、全てが自社だけでは出来ず、協力業者の力も頼らなければならない。

サブコンの現場代理人が出来る人は、何でも出来る!
という話があるぐらい、スゴイ大変。

社名を聞いて、大手だから安心と思ったら大間違い。
最後は、人。

(逆に、サブコンさんの会社名を聞いただけで、あ、この現場、ダメだなと思う
ダメな会社さんはあります)

 

「とりあえず、打ち合わせしたいんだけれど、いいから来て」

と言ってくるような、担当者の現場にあたったら、もう終わった、ダメだと思った方がいいです。

まず、何をしたいのかが分からない。

関係者を呼ぶだけ読んで、俺は言ったからなと、責任を押しつけたいのが見え見え。

 

逆に、

「○○について、まとめたいので、○月○日までに、○○の案をこちらで作ってメールで送ります。○月○日に○○についての打ち合わせをしたいのですが、都合はどうですか?」

というような、事を言ってくれる担当者は当たりです。

(ほとんどは、前者ですが・・・)

 

立ち回りだけで仕事をしていると、メッキがはがれて、

相手から見て、ダメだなこいつと思われる。

 

オイオイ、人の事はともかく、私も気をつけなければ・・・

 

 

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