つくば市で、2015年8月2日に、
つくば市総合運動公園基本計画についての是非の住民投票が行われることが、先日ニュースに出ていた。
つくばといえば、私にとって印象深いのは、1985年の科学万博と、マラソン。
科学万博の頃は、自分自身がまだ、ガキだったため、記憶があいまいだが、
つくばマラソンを走った時の印象としては、いなかだ~というもの。
東京マラソンと比較すると、同じ関東とは思えない。
いい意味で自然あふれる環境。つまり、いなかです。
つくばマラソンを走った事のある人なら分かると思いますが、
サイエンスの街とか言われているが、
それは、研究施設や、博物館のあるごくごく一部の話であって、
つくば市全体としては、田舎。
茨城は関東ですが、”北”関東。
東京マラソンでは、都庁、雷門、銀座等々様々なランドマークがあるが、
つくばマラソンは、消防署の前とか、
○○幼稚園前とか、はたまた、給水地点では、○○さん宅前といった感じで、
良い意味で、親近感があるというか、フレンドリーな所を走るマラソン。
そんな、つくばに、総合運動公園をつくろうと、
市長を中心に計画が立てられ、予算の段階に来て、ストップがかかり、
さらには、住民投票が行われる事になったそうな。
場所をよく見ると、市原病院というつくば市長の市原氏が理事長をしている病院のすぐ近く。
つくばマラソンを走った事がある人にとっては、
オフィシャルの給水地点ではないが、30kmあたりで、
コーラをくれる人達がいるあたりだ。
おお、こんな所に、給水地点が!ラッキーと思って、
飲もうと口を付けると、こっちは走っているのに、
なぜ炭酸飲料なんだ!!!
と思った記憶がある。
(もらって、おきながらゴメンナサイ)
私と同じ様に、口を付けつつも、ジャーッと捨ててしまう人が多いせいか、
路面はベトベト。。。
そんな訳で、私にとってのつくば市総合運動公園の計画地は、
コーラをもらった、路面がベトベトの病院の近くという印象。
市の発表では、つくば市総合運動公園の計画地は、最寄り駅からは、約8km
メインのアクセスはバスになるようです。
総合運動公園の基本方針としてつくば市は、
スポーツを「する人」「みる人」「支える人」「創る人」など,様々な「つながり」や「交流」の場として,以下のとおりに基本方針を設定します。
1 市民に愛され,誰もが気軽にスポーツを楽しめる公園づくり
2 市民の総合的なスポーツ・レクリエーション活動の拠点となる公園づくり
3 国内外のスポーツ公式試合の開催が可能となるハイレベルな運動公園づくり
4 つくば市ならではの人財・知財をいかした,産学官連携による公園づくり
5 市民の生命を守るための防災機能を積極的に備えた公園づくり
6 低炭素まちづくりに配慮した公園づくり
とあげています。
やっぱり、低炭素のまちづくりをするには、駅から近い場所がいいと思うのだが、
私の感覚がずれているのか。。。
最寄り駅から8kmって遠いぞ、
バスを待つにしても、大変だぞ。。。
もし、つくば市総合運動公園が出来て、
そこに行かなければならなくなったら、
どうやって、行けばいいんだ???
現在のつくばマラソンのスタート、ゴール地点の筑波大の陸上競技場から、
つくば駅までの距離が約3km
3kmだったら、なんとか歩けば、歩けない距離でもないので、
バスが混んでいたら、歩くあるいは、歩きながらタクシーをさがし、タクシーで帰る等の手段もあるのですが、8kmは勘弁。。。
画像は、2011年につくばマラソンに参加した際、
筑波大の陸上競技場から、駅へのシャトルバスに乗ろうとする人達の長蛇の列を撮影したもの。
バスは、この日、フル稼働で運行されていたようですが、
私は、この行列を見て、諦めて、歩いて、駅方面へ向かって歩きました。
当時のつくばマラソンの参加者数は約11,000人。
つくば市総合運動公園は、25,000人規模のイベントが出来るとのことなので、
もし、イベントが新設の総合運動公園で行われたら、
これよりももっとすごい列になることは必至。
話は変わり、
間接民主制って、
この人なら!と思う人を選んで、
選ばれた人に政治を代表してやって頂く事になっているが、
もし、選挙の時に、政策や、その人のやりたい事が分からず、
顔、人相、雰囲気だけで選んでいたら、
悲しい結果になる。
今回のつくば市の総合運動公園について、
選挙の時に、市長が公約に上げていたのか?、
市議会議員で公約に上げていた人はどの位いるのだろうか?
気になってしまった。
市長選結果のニュースを検索して見ても、
”総合運動公園”のキーワードはひっかからない。
2012年に実施された市長選の結果は、
市原氏が2位に約8,000票の差を付け、当選。
この時点での得票率(得票数/有効投票数)は約40%
得票率が過半数まではいかなかったものの、40%はかなりの数。
ひょっとして、選挙の時、総合運動公園の事は言っていなかったのでは?と思ってしまった。
市議会議員もいい迷惑なのかも知れない。
選挙の時点で、総合運動公園についての話が出ていて、
私は、賛成! 私は、反対!として、
立候補が出来ていたのなら、
議会で、堂々と議論が行えるが、
任期中に、突如、こういった議案が出たら、
私、一体どうしたらいいの?
市長に、応援演説してもらったが、
賛成したら、次の選挙でどうなるか分からない。
いや、反対したら、市長との関係が。。。
なんて思っている議員もいるだろう。
今回、市民団体から、
建設の賛否を問う住民投票条例を制定するよう市長に直接請求があったことにより、
あ~、良かった。矢面に出なくて済む。
賛成、反対と自分の意志を示さなくて済むと胸をなで下ろした議員もいるだろう。
茨城)つくば市運動公園賛否問う、住民投票条例を本請求:朝日新聞デジタル
でも、
住民投票をするとなると、数千万、場合によっては億単位で、お金が掛かります。
何をもって、選挙で人を選ぶかという事を考えさせられてしまった。
キャバクラ、風俗の様に、そう簡単に、市長、議員のチェンジは出来ません。
いや、キャバクラのチェンジは大変です。
過去にキャバクラでチェンジし、痛い目にあったこと↓
キャバクラでの指名替えの恐怖 - 5時からサラリーマンの生態
フリーで入って、まず、全員をよく知った上で、
その後、お気に入りを、指名する。
こんな、選挙が出来たらいいと思うが、そんなのは、無理か。。。
あ~、あの時、もっとよく考えて、選べばかった。
何をしたいのか、よく聞いておくべきだった。
なんて、思う事が無いようにしたい。
キャバクラと、市長、市議会議員の共通点は、
ズバリ、チェンジ(指名替え)しづらい事!
そして、チェンジにお金がかかること!