先日、一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会の
アンガーマネジメントなるものの、
セミナーを受けてきた。
講師は、代表理事の安藤俊介氏
受講時間は約1時間半。
講師曰く、今回は、さわりだけの体験との事であるが、
これが、なかなか。。。
アンガーマネジメントとは、
アンガー：怒り をマネジメントする事。
時間が経ってしまった為、うろ覚えではあるが、
私なりに拡大、縮小解釈も混ぜながら書いていきます。
怒りの対象は、身近な対象ほど、強くなる。
例えば、総理大臣に怒りがあっても、実際に怒りをぶつけようとしても、
かなりの労力と時間がかかる。
まず、デモをして、
いや、デモをする前に署名を集めて、デモの許可を警察に届出て。。。
それに対して、妻が私へ怒りがある場合、
文句をすぐに言う。
私の小遣いを減らす。
不機嫌さをあらわにする。
等々、近くの対象で、コントロール出来る対象だと、怒りが強くなる。
反射で怒ってはいけない。
怒ってしまったがために、世間からバッシングを受けた事例。
『そんなこと言ったってねぇ、わたしは寝ていないんだよ!!』
『大変失礼致しました！』
『販売店も悪いし、半額セールスで喜んで買う消費者にも問題がある』
http://www.youtube.com/watch?v=MrUteFnQpu8
共通している事は、
社長という立場の人が、怒ってはいけない場で、怒ってしまったという事。
その後、起こった事としては、不祥事としてだけでなく、
それぞれの社長への個人攻撃、ひどいものは、人格を否定する発言が飛び交った。
そして、会社もなくなった。。。
それに対して、もっと、ひどい事をやっている会社もあるが、
その会社の社長が責められているかというと、そうでもない。。。
7人が死亡し、2人が重体、12人が重傷、25人が軽傷を負った事故を起こした会社。
調べていくと、違反項目が30以上もあったが、社長への個人攻撃はされていない。
違いは何か？
社長が、絶対に怒ってはいけない場で、反射で怒らなかった事。
怒ってはいけないというのではなく、
怒る事を決めて、感情で怒るのをやめる事。
怒らなければならない事に対しては、
"怒っていいのです"との事。
遅刻をしたら怒ると決めたら、必ず、遅刻をした相手に怒る事。
今日は、忙しいから怒らないとか、機嫌がいいから怒らないなんて事はせず、
どんな相手にも怒る事。
そうでなければ、遅刻に対して怒っているのではなく、
ただ、感情で怒っている事になる。
なんで！より、『どうしたら』
なんで遅刻したの？よりも、次、どうしたらいいのかな？
なんで！という事により、言われた相手は、萎縮し、
やってしまった事に対しての反省よりも、怒られている場から逃げる事ばかり考えてしまう。
怒る目的としては、怒りを発散し、相手を萎縮させる事では無く、
次、遅刻をしないようにしてもらう事である。
ふむふむと思っている間に、講義終了。
続きが知りたかったらと、
ファシリテーター養成講座の案内を受けた。
講習は2日間で、￥128,000
独身の頃なら、払えたが、
今は、結婚して、小遣い制で細々と暮らしている身。
妻に相談したら、お小遣いで行けるならいいよとの事。
お小遣いの値上げ交渉をしたら、早速怒られた。
その後、○○さんの方が、もっと給料をもらっているのに、それにひきかえ、あなたは。。。とか、
小遣い上げたらすぐ使うからだから少なくして私が管理してあげてるとか、
文句を言うなら、もっと稼いでからいったらとか、
そのような事を言われ続け、怒り度UP
個人的には、妻にもアンガーマネジメントを受けて欲しい。
そう思った。
協会の理念は、「怒りの連鎖を断ち切ろう」
まず、怒りの連鎖を断ち切る為、妻に怒られても、
他の人へあたる事はしてない。
それだけでも、成長か？！
