上司から借りた本。この本に出てくる部下は困ったちゃんばかり。
あ~いるいる、こんな人いると思いきや、中には、俺か?!と思うモノもあった。
貸してくれた真意は、お前気付よ!だったのかも知れない。。。
こんな部下は評価するな
- もともと仕事にそれほど興味がない
- 社内の派閥抗争の話が大好き
- やさしい仕事を大変そうにする
- 簡単に成果がでる仕事を好む
- 人が見ているところでは一生懸命仕事をする
- 過去の実績や武勇伝ばかりを話したがる
- 社内外の大物とのパイプがあることをなにかにつけて口にする
- 後輩の育成よりも自分の出世第一
- 根拠の無い自信を持ってる
- 自分より地位の高い社員に媚びる
- 自分が大物だと言いたがる
- 人事異動の時期になると元気が出る
- 後輩の手柄を横取りする
- ライバル社員を陥れる噂話をしたがる
- 責任転嫁が上手い
- 時間を守らない
- 会社の役員のスケジュールにやたら詳しい
- 学生時代は勉強ができたことを自慢する
私は、
・過去の実績や武勇伝ばかりを話したがる
・根拠の無い自信を持ってる
・時間を守らない
・学生時代は勉強ができたことを自慢する
に該当。。。過去じゃ無くて、今が大切なんだよ。と自分に今、言い聞かせている。トホホ。。。
上司は部下を客観的に、公平に見る眼が必要
- 普段の仕事ぶりを観察する
- 失敗した時の対応を観察する
- まわりの同僚の評判はほどほどに聞く
- 取引先など第3者の評判を大切にする
- 過去の実績よりも現在の仕事ぶりで評価する
- 時には難しい課題に取り組ませてみる
- 後輩の育成に熱心かどうかを観察する
ちなみに、私の場合、自分で自信が持てるのは、失敗した時の対応ぐらい。
失敗した時は、非を認め、そこから、いかにしてあるべき状態にするかを第一に対応している。
後輩が失敗しても、『だから、言っただろ!』と言いたい所をぐっと、抑え、今、何をすべきかを考え対応している。
そこの所を、評価してもらえてたんだろうな。。。と今になって思う。
見てるもんだね、私の上司。
仕事が出来ない部下
1.仕事の手順
基本的に仕事の手順がわからない
仕事の手順を確認しない
2.仕事のやり方
仕事のやり方を知らない
仕事のやり方がいいかげん
間違ったやり方を直そうとしない
3.知識やスキル
仕事をするのに必要な知識が不足している
仕事をするのに必要なスキルが身についていない
4.仕事の見通し
仕事を見通しもないままに引き受けてしまう
計画的な日程管理ができない
場当たり的にしごとをする。
私は、
・仕事のやり方がいいかげん
・仕事を見通しもないままに引き受けてしまう
・計画的な日程管理ができない
・場当たり的にしごとをする。
それに対して、この本では、
"あせらないで一歩一歩着実にマスターしていけばできるようになることを教えましょう。"
とある。
一歩一歩って言ったって、どうやって、教えればいんだよ?!
と思ってしまった自分は、ダメな人間なのだろう。
その他にもこの本では、技術(対応策)については、計算問題を解かせながら人の話を聞かせ、人の話を手を止めて聞くことの重要さを気づかせる等の人事研修の様な場では使えるネタが書かれている。
でも、日常の業務で使えるモノが少なくそれが残念。
買うに値するかどうかは、人事研修などをやる立場の人だったら、この本は良いかもしれない。
中身の8割ぐらいはヒットすると思う。
ただ、目の前に、困ったちゃんの部下を抱え、今、すぐにでも解決をしたいと考えている人には、実際に使える項目が、三割程度。(とは言っても三割ってすごい)
新品で買うならば、本屋さんで実物を見てからの購入をお勧めします。
古本で、手の届く金額ならば、即買いしてもいいかも。