もっと早くこの本に出会っていれば良かった!
(昨日読んで、今日からこの本を実践してみるので、結果はこれから。。。)
マニャーナとはスペイン語で“あした”という意味。
「明日まで待てないほど、緊急な仕事はない」という考え方。
理性と衝動の区別をし、衝動で仕事をする事を避ける方法が書かれている。
どんどん予定が増えるTODOリストではなく、その日の予定を追加しないWILL DOリストでタスクを管理!
■第一章 まず脳の特性を知っておこう
・「理性の脳」は、体全体を動かす規則や計画をつくる政府のようなもので、
「衝動の脳」は、何の思考もなく本能のままに目の前の事象に対応するもの。
・仕事をスムーズに始めるには、「理性の脳」に「衝動の脳」にある恐怖感を除いてもらう事が肝要。
■第二章 仕事のシステムをつくる7つの原則
・原則一「明確なビジョンをもつ」
まず、する事リストよりも、しない事リスト作成 エクササイズからはじめる。
私の場合は、
・1h以上のインターネット。
・仕事は、リストに書き込んだものに限定し、完了するまで、他の事をしない。
・小遣い以上の買い物、つきあいをしない。
としてみた。
・原則二「一事に集中する」
成功の王道は、一事に集中し、できたら次に進む方法。
エクササイズとして、「いつかやろう」と思っている事をリストアップ。
但し、期日のあるものは避け、「意識してやると思わないと、いつまでもそのままになっているもの」をあげるのが理想。
次に、リストから「今やってみよう」と思うものを選ぶ。
決まったら、決断を2つする。
1つは、完了するまでその課題に集中する。もう1つは、他の事は手がけないこと。
これを繰り返す。
私の場合、いつかやろうリストとして、
・英語の勉強
・小説を書く
あげたのだが、あまりにも漠然としすぎて、挫折しそうなので、
又、時間をおいて具体的な内容にしようと思います。。。
・原則三「少しずつ頻繁に行う」
理由:1.学んだ内容を消化する時間があるから。
2.習得した知識を結びつけ、新しい考えを得る可能性があるから。
・原則四「リミットを設ける」
「何でもあり、制限なし」という環境で想像力を発揮するのは、返って難しい。
・原則五「『クローズ・リスト』を使う」
いくらでも仕事の追加が出来る、オープンな例がTO DOリスト。
それに対して、仕事のリストを閉じるのが、『クローズ・リスト』。
チェックリストがその典型。
・原則六「突発の仕事を減らす」
突発事象をなくすことはできないが、その影響を最小限に抑えることは可能。
「理性の脳」を使って、「衝動の脳」の突発仕事への対処をコントロールし、計画への干渉を抑える事が、この原則を守る鍵。
・原則七「コミットメントと興味を区別する」
「これをやる」と周りに宣言するものと、それ以外の興味を区別する。
コミットメントを基準に判断すれば、場当たり的な決断がずいぶん減るだろう。
■第三章 「効率」はあなたの想像力と整理にかかっている!
・効率のよさは「想像力×整理のレベル」で決まる。
・忙しいことと効率がよいこととは別物。
うまくいかないならシステムを変えてみよう。
・整理の問題は性格の問題ではない。
ここを改善すれば想像力を発揮できる。
■第四章 あなたのタイム・マネジメントは間違っている?
仕事をやり残す理由
1.仕事の効率が悪い
重要なのは「結果が出ない」ことではなく、「効率が悪い」こと。
2.仕事を抱えすぎている
解消するには、仕事を減らすこと、イコール、コミットメントを減らすこと。
3.時間が足りない
スケジュール表が白紙でも、日常業務をする時間を忘れてはいけない。
まずは、仕事を抱えすぎないことが、その日のうちに仕事を終える秘訣。
■第五章 忙しいだけの仕事は捨てよう
・自分の仕事のなかで、「本当の仕事」と「忙しいだけの仕事」を見極め、「本当の仕事」に専念しよう。
・「本当の仕事」に専念するには、心のこもならない「イエス」は言わないこと。
■第六章 緊急の仕事を見分けよう
・タイム・マネジメントの基本は、いつ来るかわからない仕事に「バッファー・ゾーン」を設けて対処すること。
・緊急性の度合いを
1.今すぐ
2.今日中に
3.明日やる
に3分類し、3を基準として考えること。
要は、仕事に必要以上の緊急性を与えないこと。
■第七章 最強のマネジメント・ツール「クローズ・リスト」
・「TO DOリスト]は、オープン・リストの典型。
新しい仕事が際限なく追加されていくので、リミットがなくなるのが欠点。
・それに対し、「クローズ・リスト」は、仕事にリミットを設けて効率を上げる手法。
やり残した仕事の処理にも有利。
「チェックリスト」がその典型。
■第八章 究極の仕事術「マニャーナの法則」
・「マニャーナの法則」は、「明日まで待てないほど、緊急な仕事はない」という考え方による。
「明日やる」ことで、毎日の仕事を確実に終わらせる画期的な方法。
・仕事は集めておいて、翌日に類別し、バッチ(集中)処理する方が効率的に片付く
・手間のかかる仕事は細分化し、段階ごとに片付ける
1日1ページの「タスク・ダイアリー」で管理するとよい。
■第九章 タスク・ダイアリーを使ってみよう
・「タスク・ダイアリー」は1日1ページタイプが使い勝手がよい。
ここに書くのは、
1.前日以前にスケジュールされた仕事
2.前日に集められた仕事
3.「今日中に」する必要があり、「クローズ・リスト」の下に追加された仕事
の3種類のみ
・タスク・ダイアリーに次のような毎日する仕事は書かなくてよい。
1.あと片付け
2.毎日発生する仕事
3.毎日しておきたい仕事
4.くり返しの必要な仕事
これらは、「デイリー・タスク・リスト」で管理する。
■第十章 自主的な仕事は「ファースト・タスク」にする
・メール、書類、デイリー・タスク等以外の自主的な仕事は、「ファースト・タスク」として処理すると効率的。
・「ファースト・タスクは常に1つ」が、成功への近道
・ファースト・タスクに向く仕事は、次の3つ。
1.「やり残し」を片付ける
2.仕事のシステムを修正する
3.プロジェクトを進める
■第十一章 「WILL DOリスト」VS「TO DOリスト」
・「TO DOリスト」が、「するつもりの仕事のリスト」なのに対して、「WILL DOリスト」は、「すると決めた仕事のリスト」のこと。
効率の点で、後者が上回る。
・「WILL DOリスト」には、次の6種類のものが含まれる。
1.ファースト・タスク
2.メール
3.留守番電話のメッセージ
4.書類
5.1回で終わる仕事
6.デイリータスク
・極端に忙しいとき以外は、リストにある仕事がその日に終わるようにすること。
■第十二章 その日の仕事を終わらせよう
第四章の内容をブレークダウン。
・仕事が遅れる原因
1.仕事の効率が悪い
2.仕事を抱えすぎている
3.時間が足りない
・予定の入れすぎに注意
白紙の時間は、予定にない仕事がつまっていると考えること
■第十三章 「ぐずぐず先送り」はこれで防止
・仕事をぐずぐず先送りするのを防止するには、
1.毎日、仕事を終わらせる
2.「ダッシュ法」を使う
一定時間(20〜40分程度)「ダッシュ」する様に働く。
3.休憩をとる
4.ランチに行く
5.終了時間を決める
6.予定にない休憩をとる
7.気分を充実させる
などの方法がある。
・「衝動の脳」を欺き、抵抗を抑えるのもよい方法。
・システムが崩壊しそうになったら、復旧こそ急務。
■第十四章 プロジェクトにはこう対処する
・プロジェクトには、
1.継続作用のプロジェクト
2.複数要素のプロジェクト
がある。
・プロジェクトを効率的に終わらせるには、
1.期限のあるものは、緊急性の低い方から着手する
2.期限のないものは、「ファースト・タスク」の候補にする
などの方法がある。
■第十五章 システムを機能させよう
・ホームオフィスで働く場合、注意の必要なシステムは次の4つにかかわるものである。
1.ファイリング
2.経理システム
3.住所録
4.出張
■おわりに
もし、期待どおりのスコアが出ていなかったら、次のチェク・リストで当てはまる項目に印を付けて、出来てない物項目を見直す。
□毎日、その日の仕事の「チェック・リスト」を作成している
□「WILL DOリスト」にある仕事は、毎日確実に終わらせることを目標にしている。
□リストにない仕事をしたら、後でも必ずリストに書き加えておく
□「WILL DOリスト」の仕事が3日間続けて完了できなければ、
1.仕事の効率はよいか
2.仕事を抱えすぎていないか
3.十分な時間を確保しているか
の3点から仕事のしかたをチェックするようにしている
□メールは翌日にまとめて処理している。
□書類は翌日にまとめて処理している。
□留守番電話のメッセージは翌日にまとめて処理している。
□「タスク」は翌日にまとめて処理している。
□「タスク・ダイアリー」をつくって、対応の必要な仕事を、翌日、またはその後の日に記入している。
□「WILL DOリスト」のうち、毎日、一番はじめにとりかかるのは「ファースト・タスク」だ。
□取りかかる順番で整理された「ファースト・タスク」のリストがある。
まず、明日から、やってみます。
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