今年の話では無いのですが、過去の私(ヘロヘロ、ボロボロ時代)の体験記です。
(下ネタ、性風俗ネタが嫌いな人は、読まない事をオススメします)
前回:待合室編はこちらです。
待合室で、トマトジュースを飲んでいた私に、
「○○(姫の名前)さんの準備が出来ました。」
とボーイさんから声がかかる。
ビジネスの世界で、自社の人を呼ぶ時は、呼び捨てで呼ぶのが通俗だが、
吉原のお風呂屋さんの世界では、姫は、姫。
さん付けで呼ばれる(ことが多いようだ)。
さて、姫の待つ部屋へ通され、
姫が、三つ指をついて挨拶。
いつもなら、いらっしゃいませと言われるところが、
正月なので、
「いらっしゃいませ
新年明けましておめでとうございます」
と言われた。
部屋に入るなり、
「あ~、私の姫はじめ、ヘロヘロさんで良かった!!!」
とのリップサービスを受け、
初めて、姫はじめがという言葉を聞いた。
姫に、姫はじめって何?
と聞いた所、
「新年、初めてのH、ヘロヘロさんが、私の一人目!
私の姫はじめは、ヘロヘロさん!」
と言われた。
経験豊富な姫であった為、
過去にどんな姫はじめが記憶が残っているかを姫に聞いてみた。
ストレートに聞いても、煙たがられると思ったので、こんな感じで聞いてみた。
ヘロヘロ:「○○さんの姫はじめが、俺だなんて、ガッカリでしょ?」
姫:「そんな事、無いよ!」
ヘロヘロ:「去年の方が良かったとか、前の方が良かったとか、本当は、思ってるんでしょ?」
姫:「も~う!、私と姫はじめしないの?楽しまないの?」
ヘロヘロ:「・・・」
「なんだか、気になっちゃって」
姫:「去年は、おじさん。その前もおじさん」
ヘロヘロ:「そして、今年もおじさん!」
「おじさんは、分かるけれど、なんかあるでしょ?」
と前置きは長くなったが、
・年末の段階から、予約をしてくれていたお客さんがいた。
・年末の段階で、お目当ての姫に、予約が入っているということが分かり、、
お金を積むから、その姫と、姫はじめしたいと交渉してきたお客さんがいた。
・地元の特産品を持って地方から姫、目当てに来たお客さんがいた。
等々、いろんなお客さんがいたそうな。
私の様に、営業初日に、当日予約をし、朝一番に入れる人は、珍しいそうな。
キャンセルが出て、たまたま入れたのかも知れない。
その後、姫と何をしたかは、ご想像におまかせします。
いつもと、それほど変わった事はありませんでした。
いつもと違っていたのは、
・ボーイさん、姫からの接客が普段でもすごい丁寧なのだが、
今回は、スゴイ!!!と感嘆符を付けたくなるぐらい、すごかった。
何というか、一言一言が、気持ち入っているなとおもう感じを受けた。
・御洗銭 (5円玉が入ったもの)をもらった事。
こういうお店で、ご縁と言われても正直微妙。。。
・姫からのプレゼント
キスマーク付きの手紙をもらいました。
内容は、どのお客さんでも通じるような内容。
姫に、サービス料を渡して、現実に戻り、姫とお別れ、
姫は、私の後には、二人目のお客さんが待っている。
私の方は、
「お上がりなさいませ!」とボーイさんから促され、
待合室で、送迎車を待っていた。
教訓
・吉原で姫はじめしたいなら、予約は、前の年にしておくべし。
・姫は、お店の中でも”さん”付けで呼ばれる。
・待合室に戻る際は、”お上がりなさいませ”と言われる。
(恐らく、風呂から上がるからだろう)