オリンピックで喜ぶ人は、多いと思うが、
私の様に地方都市で、施主側で営繕をしている人間にとっては困ることもある。
・建設物価があがる
・職人さんの手配がつかない
(東京にとられる)
・施工会社が強気に出てくる
てなところだろうか。
鋼材の単価は、通貨によるものもあるが、今後を見越して価格が左右される事がある。ここ最近で、記憶に残っているのは、北京オリンピック。
”北京オリンピックがあるから、鋼材の価格があがっている”なんて事があり、本当に、こんなに北京で鋼材使うのか?なんて当時は思っていた。
東京でオリンピックをすることになり、鋼材の単価が上がっていくとなると辛い。。。
職人さんの手配がつかなくなるのも辛い。
ただでさえ、後継者不足とか、人材不足と言われているのに、東京にとられるとつらい。
オリンピックもあるし、今は忙しいので、お断りしますなんて、断られたら痛い。
まあ、暗くなる事を言っていてもしようが無いので、
何か、策を考えねば。。。
そう言えば、良いこともある。
家族とオリンピックには行きたいと思う。
(チケットが手に入ればの話ではあるが、会場に行って雰囲気は感じたい)
仕事では、概算や、予算組が外れた時の言い訳に、”東京オリンピックがあるので”を使おう。
なんて、小さな人間なんだ、俺。
教訓
・オリンピックで鋼材の値段があがる。予算を組む際は、注意が必要
・新規案件がある場合は、早めの発注をし、職人さんを確保すべし。
・2020年までの間だ、2015年付近での竣工する様な計画を建てない。又、2020年以降も継続して工事があると言う事を示せるようにしておく。