お店に入ると、奥に、ノレンというか、カーテンで仕切られた一画がある。
入っていくのは、ほとんど男性。
家族とビデオ屋に行った時は、入る事が出来ない。
というか、入ったら、バカにされる。
子どもがいないとき、妻に、入りたいといったら、
「好きなの選んで、借りてきたら?」と言われ、
中に入ったことがあるのだが、
「いいの無かった」
そう言って、結局、何も持たず、ノレンから出てきた。
その時は、実の所、借りたいものはあったのだが、
妻に、それを見られると、
「バカじゃない?!」と言われるのが、目に見えていたので、
ぐっと我慢していた。
独身の時は、
一度に、5本ぐらいビデオを借りていた。
そのうち、大人向けのビデオは、5本。
上下をまじめなもので挟みサンドイッチして借りるなんてことはせず、全部、勝負。
見たいビデオが沢山あったのはもちろん。
家で、再生して、ダマされた!!!
パッケージと違う!!!
とならないように、最低でも3本は借りる事にしていた。
先日、久々に、一人の時間が出来て、
ふと、ビデオ屋さんに行ってみた。
目指すは、ノレン。
深呼吸をし、ノレンをくぐり、目を懲らすが、
借りたいビデオが無い。。。
私の性欲が減退したのかというとそうではなく、
原因は陳列。
私の好みは、新人ものなのだが、
新人ものがどこにあるか、分からない。。。
その昔、女優別、ジャンル別に並んでいたのが、
今は、メーカー別を主とした陳列。
メーカー別に陳列されても、私の求めるモノは、どこにあるか、
分からん。。。
時間をかけて、探して見ても、これ、いい!
と思ったものは、見つけられなく、ガックリ肩を落としながら、
ノレンから、出た。
借りたビデオは、
子供用のアニメと自己啓発のビデオ。
その後、家に帰って、
DMMのHPを見ている自分がいた。
DMMでは、ログインすると
・おすすめ女優
・あなたの好きなジャンルからのおすすめ
・あなたと好みが似た人が見ている商品
・おすすめ作品
と自動で表示される。
それと、検索は、キーワードだけでなく、
ジャンル別、メーカー別に検索できる様になっている。
レンタルビデオ屋の陳列は、
プロダクトアウト。
言うなれば、生産者、お店都合。
それに対して、DMMは、
マーケットイン。
言うなれば、顧客、市場の要求に合わせたものになっている。
DMMスゲー。
そんな訳で、ポチッとしてしまった自分がいます。
トホホ。。。
- 作者: ちきりん,良知高行
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