昨年末に会社から、
『会社が解散』する旨の説明を受けた。
私の会社はとある企業のグループ会社に勤めているのだが、
そのグループ会社の業務をアウトソース・縮小し解散をするとのこと。
要するに、私は、会社から必要の無いものと烙印を押された形
目の前が真っ暗になった。
(私自身の業務は、
ニッチな?!技術力が必要な仕事をしている為、そう簡単にアウトソースされないだろうと思っていたが、どうやら違ったようだ)
今まで、この会社給料安いな。
グループ会社とはいえ、親会社以上の働きをしているのだから、給料水準が親会社と違うのはオカシイ、やってらんない。
いつか、こんな会社辞めてやるとか思っていた。
だが、いざ、会社側から、
『あなたの業務はありません』と言われると、
なんとも言えない気持ちになった。
(『辞めて欲しい』というのは、退職強要?!にあたるので、会社はそういう言葉は使わない。うまいこと、辞めてもらう為に、微妙な言い回しで責めてくる。会社もバカじゃない。)
会社から宣告された当初、
会社に対して、汚いフェアじゃない等々の気持ちがあったのだが、
一息ついて、今、思うのは、
普通に働けるって、とてもありがたいことだと思わなきゃいけなかったな。。。と反省。
選択肢としては、
・早期退職優遇制度を使用し、会社がアウトソースすると決めた企業へ転職
・早期退職優遇制度を使用し、別な企業へ転職
・別なグループ会社に居残る
の三つ
どの選択肢も不確かで、
アウトソース先の企業へ転職出来る保証もなければ、
別な企業へ転職出来る保証も無い。
かといって、親会社も含めた別なグループ会社に居残っても、
どうなるか分からない。意図的に、転勤をさせられるかも知れないし、どんな業務をさせられるかも分からない。
こんな状況で、新年を迎えることになり、
当たり前のことだと思っていたことも、
本当はとってもありがたいことなんだな。。。と実感。
今年の目標は何か?と聞かれれば、
次の就職先を見つけること
それぐらいしか思いつかない。
他にも、家族のことや、資格取得とか色々あるはずなのだが、思い浮かばない。
マズローの欲求段階説、今更ながら、うまいこと言うな〜と思った。
人間の基本的欲求を低次から
・生理的欲求 (Physiological needs)
・安全の欲求 (Safety needs)
・社会的欲求 / 所属と愛の欲求 (Social needs / Love and belonging)
・承認(尊重)の欲求 (Esteem)
・自己実現の欲求 (Self-actualization)
としているのだが、
働けるということは、
第1及び2〜4の段階が認められるということであり、
今思えばとても重要なことだ。
40才を過ぎて、転職活動をはじめたヘロヘロより
- 作者: アブラハム・マズロー,金井寿宏,大川修二
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