以前、私は、労働組合の役員をしていた。
進んで、引き受けたわけではない。
前任者から、どうしてもとお願いされた。
断れば良かったのかも知れないが、いつかは、やらなきゃならないとおもって引き受けた。
そんな時に、会社は、リストラ!
リストラの時に、労組の役員をやるって結構ヘビー。
前回、ブログにリストラ発表前のことを、書いたが、今回は、労組役員として、どう取り組んだのかを少し書きます。
リストラ発表前。
まだ、社員・労働組合の組合員は、リストラのことを知らない。
休暇取得を予定していた人までも、半強制的に出席させてまで、社員を全員集合させ、会議をするなんて、怪しいなとおもっていた私は、
その会議の前日にあった労組の職場会でこう伝えた。
「明日の会議は、ひょっとして、会社側は、雇用のことを言ってくるかも知れない」
「労組としても、出来ることはするつもりだが、出来ることは、限られている」
「冷たいことを言うようだが、最後は、自分で判断して決めることになる。最終的には、どんなことがあっても、後悔しないように、各自で対応して欲しい」
会議に参加していた労働組合員は、皆、ポカーンとしていた。
まさか、翌日、リストラの発表を会社がするとはおもっていないようで、会社の部長に、ヘロヘロが、変なこと言ってましたよ。あいつおかしいですよ。なんて、言う始末。
奇人変人扱いされても、私としては、これを伝えていたおかげなのか、
「私の人生どうなるんですか?!
お願いですから、助けて下さい!」
なんて、頼られなくて済んだ。
教訓:
・リストラの発表前日でも、雰囲気にすらほとんどの人は気付かない。
・労働組合は、相談には、のってもらえても、助けてはもらえない。(助けられない)
詳細は後日、書きます。
・リストラの雰囲気を感じて、それを口外すると奇人変人扱いされる。