転職をして、同じ業界で仕事をし続けると、前に勤めていた会社と付き合わざる得ない時がある。
私は、元々、施工業者だったのだが、転職をして、今は、施主、オーナー側。
しかしながら、今の勤務先と前に勤めていた会社とで、取引があり、前に勤めていた会社と仕事で絡むことがある。
初めは、結構微妙だった。
何が微妙かというと、
・人間関係
施主、オーナー側の立場になったとたん、微妙な上下関係となった
・予算
私が、原価を知っている為、見積をどう出せばいいのか、相手は悩んでいた。
・言葉遣い
最低限のビジネスマナーは守るものとしても、なんだか、微妙。
よそよそしく感じられても困るし、かといって、フランクすぎても困る。
今は、
・人間関係
そんなに、面倒な人間では無い事を理解してもらっている。
・予算
企業活動として必要な分は、認めて、ぼったくられない程度の関係。
・言葉使い
最低限のビジネスマナーは守りつつ、普通に会話出来る様になった。
どういう風に変えていったかというと、
・人間関係
施工者側の気持ちも分かることを、率直に伝えた。
(前職の情報がばれた段階で、意図的に、前職を隠すのをやめた)
・予算
ぼったくり見積を出された時だけ、怒り、その他、適正価格時は、スルー。
細かい事を言うのをやめた。
・言葉使い
私自身が、慣れた。
社内外で、特に、言葉使いを変えずに会話することとしたら、違和感が自然になくなった。
今日の教訓
・退職する際は、”立つ鳥跡を濁さず”どこで、前の会社の人と関わるか分からない。
・前の会社の文句を言いすぎない。
・自分なら、こうするときれい事をただ言うのでは無く、一緒に考え進める。
という事が大切。